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A「いったい何処にいるのさぁ」

探し回りクタクタになって、私はそばにあったベンチに座り込む。

A「いや、まぁ確かに私にも地雷はあるけど…そんなに怒んなくたっていいじゃんかね」

ブツブツ言いながら、後はどこにいるかなぁ?と考えていると

クララ「Aたん…」

後ろから探し求めていた声を聞いた。

振り返ってみれば、下を向いてモジモジしているクララとどこか見守るような雰囲気でクララを見守るイルマさまとアズくんがいた。

A「クララ!良かった探してて───」

クララ「あ、あのね!!」

クララは遮るように叫ぶ。

A「うん」

クララ「私馬鹿だから、なにかあげないと遊んでもらえないと思ってたんだけどねっ」

クララは涙を流しながら、顔を真っ赤にして話し出した。

A「うん」

クララ「イルマちが、イルマちがお菓子は要らないって、言ってくれてね、朝Aたんからお菓子貰ったとき用無しだって言われたのかと思ったけど、やっぱりそうじゃなかったのかなって」

流暢に話してはいるが、涙は止まらない。

クララ「だから、だから、何にもなくても遊んでくれる?」

クララはぎゅっと目を瞑る。

そんな、涙の演説に私の返す言葉は一つだけ。

A「当たり前じゃん」

これしかない。

A「探してたんだよ、なにか悪いことしちゃったかなって。良かったぁ、嫌われてなかったんだね」

クララを優しく抱きしめる。

A「今度放課後遊びに行こーね」

そういうと、よがったァァァ!とさらに泣き叫ぶクララ。

良かったね、と微笑むイルマさまにグッと親指を贈る。

悪魔A。

仲良し悪魔を3匹獲得!!

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テト(プロフ) - ヴァイオリン弾いてる夢主ちゃん、、、私直視したら失明するかもな、、、 (1月2日 1時) (レス) @page35 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラーメン x他1人 | 作成日時:2023年12月6日 0時

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