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GENside
海岸に取り残された俺ら。
静かに雨が降っている。
まさとが泣いて立てないでいる。
健太はスタスタと帰っていった。
セイヤ「渚ちゃん…」
渚「もっと…私がAのことら見てあげられてたら」
後悔する渚を抱きしめるセイヤ。
山中「あーあ、なんかどーしたらいいんやろ」
「どーしたらってなにがだよ」
そう言うとやまたくは俺の目の前に座った。
山中「薄々気づいてたんやけどな、俺もAのこと好きやなーって」
「どーゆー意味で」
山中「Aが1年の時はライクだと思ってた…てか教師の立場上ライクと思うしかなかった……でもAが3年になって俺がクラスの副担になって…それくらいからやな…ライクじゃなくてラブって気づいたのは」
Aにキスされたけど別に意味なんてないんだろう。
少ししたらAからあの時はごめんねなんて連絡が来るんだろう。
そんな連絡が来るのがわかってるけどそんな連絡が来たらきたでめっちゃ虚しくなるんだろうな。
目の前に泣崩れるまさとと泣いてる渚を抱きしめるセイヤ。
立ち尽くすやまたく
「Aのこと好きな気持ちはみんな同じだから。」
山中「わかってる」
「俺帰るわ、まさと？大丈夫か？」
まさとの背中を摩った。
ハナに連絡をして迎えに来るように言った。
泥酔して俺と喧嘩して号泣してるだけだからほかっといてやってって嘘ついた。
八木優樹A、猪狩さんと抱きしめあってたんだけどなんでだと思う?
吉留玄しるか
八木優樹てか、雨大丈夫!?俺らはAちゃん家に一泊させてもらうことになったよ!
多分八木は悪気があってこーゆー事を言ってるわけじゃない。
けど、ふっつうに傷つく。
少ししてハナが迎えにきた。
ハナ「ごめんね？まさと？行くよ」
申し訳なさそうにするハナ。
masato「歩けるから…」
まさとはそう言ってスタスタと車に乗り込んだ。
ハナ「みんなベタベタだし…車で送ってくよ早く乗って…」
セイヤ「ハナちゃん、ありがとう、俺はこの子送ってかなきゃ行けないから…」
セイヤがそう言って渚をぎゅっと抱き締めた。
「俺もいい」
ハナ「GEN家この辺じゃないでしょ？」
山中「まさとのこと頼む」
そうやまたくがいうと心配そうに俺らを見たハナ。
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聡 - セイヤさんすこ (2021年3月7日 21時) (
レス) id: 3b6429b52f (このIDを非表示/違反報告)
ばな - もうほんとに素晴らしかったです...！！！何回でも読み直したいって思っちゃいました！！！ (2020年9月6日 13時) (レス) id: dab9b2b7ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2020年2月20日 1時
