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.. 教科書 ページ3

あの後教師は捨てた教科書を見て、

犯人探しなんてくだらないことをしていた。


そんなことして「はーい!」って出てくるわけが無い。


「私、教科書が無いので今日から授業どうすればいいでしょうか。」


そう聞いた、が。返事は唸り声。


「..」


ダメだ。教師も役に立たない。

所詮「先生」なんて先に生きてるだけの人間。


そんなただの人間に期待した私が愚かだった。

と、思った時だった。


「んじゃ、俺のあげるー」


..まさかね。


「あれ、聞いてるー?」


....


「えっ、無視?傷つくぅw」


「..私に話しかけているの」


「当たり前じゃん!!」


そう言って教科書を差し出してくる赤パーカー。


「.....誰、」


その瞬間再び教室内が騒音に包まれた。
(主に女子)

『はぁあ!?おそ松君知らないの!?!?』

『頭ん中大丈夫!?!?』


「..知らない者は知らない。..それに人の頭心配する前に自分のを心配したら?」


と言い私はテストの回答を手に取った。


「こんな頭(点数)じゃ、就職出来ないでしょ」


その瞬間再び教室内は騒音に包まれた。


『はぁああ!?!?いっみわかんない!!』

『ちょっと出来るからって生意気すぎ!!!』

そう言って手を上げる女。


パシッ


「..」


その時、赤パーカーが視界に入った。

.. 赤→←.. 静かに、暮らしたいの。



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設定タグ:おそ松さん , 学生松 , 妖怪松   
作品ジャンル:恋愛
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ライ - 更新頑張ってください! (2020年2月9日 0時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あらた | 作成日時:2016年12月28日 19時

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