253:ユンノリ ページ5
.
bg「ジニヒョン、ユンノリってそういうものですよ。ユッとかモって、何度も立て続けに出たりするんです!
あ、トが出た。ジニヒョンのコマに追いつきました。またスタートからですね」
JN「一つはすぐにゴールできたのに、後の三つが全然進まない!」
th「二人してスタートに戻る遊びしてるんですか?同じ数出し合ってコマの取り合いしてても、面白くないですよ」
bg「仕方ないだろ、前にあったら取っちゃうんだし。そしたら次のターンで追いつかれるんだから」
JN「折角大幅に進めるチャンスだったのに…また振りだし…」
bg「次こそ追いつかれません。ジニヒョン連続でモ出せるんですか?」
JN「続くときは続くってボムギュが言ったよね」
TH「わぁ〜ユッだ!これで次にケが出たら、またボムギュが降り出しに戻るね!」
bg「絶対にト!絶対にト!絶対にト!
……ぶわぁぁああああ〜!!なんでケを出すんですかぁ!!」
JN「ボムギュ、ごめんね。今度こそ先に行かせてもらうね」
『ボムギュもうちょっと静かに、夜中だから』
bg「連続でモを出してやります。そんで一気に十マス以上進みます」
そこでボムギュはケを出してしまい、ソクジン先輩に後れを取る。
しかし続く二人の試合はずっとトントンだった。
最後のコマがゴールに先に着いたのはソクジン先輩だったが、それもボムギュと一マス差。
JM「いやー、こんなに長引くユンノリもなかなかないよね。二人仲良すぎ。白熱したけど疲れた〜」
HS「もうユンギ寝てない?」
YG「ほとんど」
bg「ユンギヒョン!みんなでハリガリしましょう!起きてください」
YG「うるせぇ叩くんじゃねーよ。もー絶対いや」
TH「ユンギ弱そうだもんね、負けるの分かっててやるとは言えないか」
YG「やる」
『そんな分かりやすい挑発に乗ることありますか?』
TH「ルール分かってんのぉ?」
YG「さっき見てた。やるぞ」
bg「僕次は見学したいです」
JN「僕も一回休憩したいです」
TH「じゃあ上回生でやろう」
HS「待って俺ルール分かってない。どういう事?どうやったらベル押すの?」
TH「同じフルーツの合計が五になったら押すんだよ」
HS「え?いつから数えて五?」
ワタワタするホビオッパに、ユンギ先輩が場にカードを並べながら教える。
YG「もうやるぞ」
.
202人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あさなさな(プロフ) - pumpkinさん» たくさん読んでいただきありがとうございます!色んなホソクさんを楽しんでいただけたらと思います。なんとなく似てしまうのはご愛嬌笑 (9月11日 18時) (レス) id: 182cc2cbf3 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - 本当にあさなさなさんの世界のホビ素敵すぎます。全作品読ませてもらってます。癒しの時間をいただいてます。素敵な作品をたくさんありがとうございます!! (9月8日 11時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - 鹿さん» 長いのにありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!こちらはもっと山あり谷ありですね笑 (8月10日 17時) (レス) id: 182cc2cbf3 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - うわあ三日で頑張って全部読みました!最高ですね!こんなにリアルで切なさを描いた小説初めて読んだ気がします。 (8月10日 3時) (レス) @page50 id: 6f7661d487 (このIDを非表示/違反報告)
あさなさな(プロフ) - フネ55さん» 楽しくて悩ましい大学生活を描きたかったので、嬉しいです!微々たる供給ですが、楽しみにしてくださってありがとうございます! (7月23日 19時) (レス) id: 4d4d65fc30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あさなさな | 作成日時:2023年5月31日 17時