今日も俺の好きなやつが可愛い (ページ7)

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6話ページ7

大学の友達とお昼を食べていた時ある人の噂話を1人の友達が教えてくれた

A「ねぇねぇ、Aちゃんさぁ兵頭十座って知ってる？」

『兵頭十座？』

B「知らないの！？あの伝説のヤンキーだよ！」

『伝説のヤンキー！？』

A「うん。うちらと同じここの大学に通ってるからもしかしたら同じ授業受けるかもよ」

B「私絶対いや！」

『なんで？』

B「だって怖いじゃない！カツアゲとかされたらどうすんのよ！」

『そんな事してるの？』

B「えっいや、わかんないけど、絶対してるでしょ！」

『見た目とか予想とかで決めつけちゃダメだよ。もし本当にやってたとしても私が注意する！』

A「辞めときなよぉAの場合目付けられて大変な事起きるだけだよぉ」

『やって見なきゃ分からないでしょ？それにまだそんなことやってる証拠もないんだしね』

B「あんたってほんと誰にでも優しいのね」

『そんなことないよ』

A「Aはいい加減認めよう？自分の長所」

兵頭十座さんか、どういう人なんだろう

大学が終わったあと今日はバイトがなく暇なのでケーキ屋さんに行った

『何買おっかなぁ』

すると突然知らない男の人3人組が話しかけてきた

「ねぇねぇ君〜」

『はい？』

「君が今選んでるケーキお兄さん達が奢ってあげるからこの後一緒に楽しい事しない？」

『いえ、自分のものは自分で買います。それにこの後用事があるのであなた達とは遊べません』

「別にいいじゃん。全部お金出してあげるからさぁ」

そう言って腕を掴んでくる1人の男性と逃げないように周りを囲むあとの2人

『いや、やめてください！離してください！』

「必死に抵抗しちゃってぇ可愛い」

「君の力じゃ俺達にはかなわないよ？諦めて着いてきな」

『いや！』

なんで誰も助けてくれないの？誰でもいいから助けて！！

？「おい、嫌がってんだろ。離せ」

『えっ』

「あ"？んだとてめぇ。部外者が首突っ込んでくんじゃねぇ」

？「あ"」

「お、おいやべぇぞ。どっかで見たことあると思ったら、伝説のヤンキー、兵頭十座じゃねぇか！」

「なっ！」

「おい逃げるぞ！」

そう言って3人組は走って逃げていった

十「大丈夫か？」

『はい、ありがとうございます。あの、何かお礼を』

十「礼なんざいらねぇ」

『いえ、何かお礼をしないと私が嫌です』

十「…んじゃあこれ見に来てくれ」

そう言って渡してきたのは劇場のチケット

十「MANKAIカンパニーだ」

『わかりました。必ず見に行きます！』