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第207話 ページ11

泉 「守沢の言う通り、なんであんたがここに転校してきたの?」

ここ、男子校なの知ってるよねと言ってくる瀬名先輩

やっぱり、また……

『知って、ますけど……』

守沢 「ならなんで来たんだ?」

『………なんでって』

そう言われて、私は守沢先輩から目を逸らす

泉 「しかも普通科じゃなくてアイドル科ってとこが怪しいよね〜」

『それは!』

私が言うとなにと顔を顰める瀬名先輩

『……それは』

? 「あれ〜?なにしてんの〜?」

私が俯いてると声が聞こえた

顔をあげてみると瀬名先輩の肩越しに不思議そうにこっちを見ている凛月がいた

泉 「くまくん」

中に入らないのと聞いてくる凛月

泉 「中に入りたいんだけどね、この女がここに用があるって言ってんの」

そう言ってまた私を指さす瀬名先輩

だから人に指さすなって言ってるじゃん

この人、親に教わっていないのか?

凛月 「女って……」

そう言って凛月は、瀬名先輩の後ろにいる私を見た

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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2023年1月28日 11時

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