278華 ページ35
『そういう明澄はどこかに行ったの？』
明澄 ｢うん！私はね、家族全員で温泉に行ってきたの！｣
そう言って明澄は温泉マークが描かれた紙袋を渡してきた
私は紙袋の中を見てみるとお菓子の箱が入っていた
明澄 ｢お土産、みんなで食べて｣
そう言って笑う明澄
明澄は私が両親と暮らしていないことを知らない
みんなと言うのは家族だと思っているけど、私にとってのみんなはお姉ちゃんたちのことを言っているのだろう
『うん、ありがとう』
私は明澄にお礼を言ってカバンにしまう
キーンコーンカーンコーン
明澄 ｢あ、鳴っちゃった｣
また後でねと言って明澄は自分の席に戻る
そんな明澄に手を振り、外を眺める
『みんな、か……』
私はそう呟きノートを開いた
��
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��
キーンコーンカーンコーン
『終わった〜』
私はそう言って伸びをする
やっと1限目が終わった
休み時間までの授業が長すぎる
鬱だ
明澄 ｢Aー、次移動教室だよー｣
行こうと言って私の手を引っ張る明澄
痛い、痛いよ明澄さん
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年10月2日 11時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです！続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年9月18日 16時
