ねぇ、誰か私を見て。2

第67話 ページ22

今日は、濃い1日だったな

寮までの道のりをとぼとぼ歩いて帰ってる

フロイドとジェイドにお弁当あげて
ラギーと一緒に結晶を作ったり

とにかく疲れたな

まぁ、ラギーはあまり疲れなかったな

そして、そのままラギーとわかれたら
よかったけど……

〜回想〜

『僕、こっちだから』

ラギーにわかれを告げると

ラギー「明日の約束忘れないでくださいッスよ！」

約束？ あぁ、お昼ご飯のことか

『忘れてなかったらね！』

ラギー「いや、来てくださいッスよ！
お弁当2個持って！」

えーー めんどくさいな

しかもお弁当2個なんて

ん？ちょっと待って

お弁当2個？

ラギーが自分の寮に戻ろうとするとこを止めた

『ラギー！！ちょっと待って！！』

ラギー「ん？なんスか？」

急いでラギーの所まで走る

『お弁当、2個って何？』

ラギー「ん？弁当は、俺の分と
Aの分ッスよ？」

『いや、だからなんで
僕がラギーの分まで作らないといけないの？』

危なかった、普通にスルーするところだった

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