万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ9)

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7．落ち着きなってページ9

「それじゃあ落ち着いたところで話をしようか！」

一番偉い人がネズミだったということに取り乱してしまった私たち。しばらくしたあと座って話はじめる。

「まず、君たちは何者なんだい？」

ネズミが聞いてくる。

いや、何者かって言われてもこっちもわからないし、ここがどこかもわからないし・・・

「それは私たちが聞きたいアルよ、ネズミ！」

ちょうど神楽が私が考えていたことをネズミに言った。

「ハハッ！ネズミじゃなくて根津さ！」

へェ、根津っていうんだ。スッゴい安直。

「いきなりここにつれてこられたもんだからそっちが話してくれるんじゃねーのか？」

相澤についてこいって言われたからなんか説明してくれるのかと思ったけど相澤はだんまりで何もしゃべらない。

「その事なんだが・・・」

そこで土方が口を開く。

「何ですかィ土方さん？検討違いなこといったらバズーカぶっぱなしますぜィ。」

「何でだよ！てゆーか今お前バズーカ持ってねーだろーが！」

「落ち着きなって土方。で？なんなの？」

私は瞳孔かっぴらきの土方をなだめてからさっきの話を聞く。

「あ、ああ・・・多分・・・ここは俺たちがいたところと別の世界じゃないのか？」

「えっ、どういうことですか？」

土方はめんどくさそうにため息を吐き、

「つまり・・・俺たちは異世界にきちまったって訳だよ。」

「なにいってんですかィ土方さん。冗談きついですぜィ。」

沖田が土方に反論する。

「けど・・・それだったら筋が通るよね。私たちの知らない場所に私たちの知らない言葉。本当に異世界にきちゃったって言っても過言ではないんじゃ・・・」

「すごいですね。貴方たちの力だけでここまでたどり着くなんて、誉めてあげます。パチパチパチ。」

きいたことのない女の声が聞こえ、反射的にその方向を見ると、

「「「「「「「え？」」」」」」」

スマホがあった。でもそれは浮いた状態で。