万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ10)

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8．あんた何者？ページ10

「あれ、どうしたんですか？しーんとなって。」

謎のスマホの登場に固まっていた私たちはその言葉に我にかえる。

「あんた何者？」

私の言葉にそいつはうーんといって考える素振りをみせる。
・・・電話越しなので見えないが。

「そうですね・・・まず私が何者かの前にこの世界のことを先に理解した方がいいと思いますよ。」

「どういう意味だ。」

「多分私の正体を話すと混乱しちゃうと思うので。」

ウフフｯと笑い出す。はっきりいって不気味だ。

「貴方たちもききますか？相澤さん、根津さん、八木さん・・・私のこと・・・そしてこの人たちの世界のことを。」

こいつの言葉に「なっ」といい驚くオールマイト。

「なぜ私の名前を・・・」

「その話は後程・・・それでききますか？ききませんか？」

根津は紅茶を一口飲む。

「聞かせてもらおうかな！それは僕たちにも関係があること何だろう？」

「ええ、もちろん。さすがハイスペックの個性の持ち主。話が早いですね。」

そういいまたもや不気味に笑い出す。

こいつはなにかが違う。私はオールマイトを目の前にしたとき圧倒的な強さに恐怖を感じた。でもこいつはまた違う何かを感じる。私たちの顔に緊張がはしる。

「そんな顔をしないでくださいよ。怖いですね。フフｯ」

「何で電話越しで私たちの顔がわかるアルか？」

確かに。電話越しじゃ私たちの顔は見えないはずだ。

「それは貴方たちのことはずっとみていますからね。」

「なんだ？ゴリラの仲間か？」

銀ちゃんがスマホをにらみながらいう。

「ストーカーなんて失礼な人ですね。私はそんなものじゃありませんよ。」

こいつゴリラのことも知ってるの？ホントに何者なんだ？

「それよりもうそろそろ話始めましょうか。まずはこの世界の個性のことについてですね。」

そういってそいつは話始めた。