万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ8)

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6．ネズミじゃんページ8

「それで結局ヴィランってなんだよ。」

銀ちゃんがロン毛にきく。

「それについては校長と話した方が合理的だ。ついてこい。」

そういって大きな建物の方に歩き出してしまうロン毛。

「お、おい！ちょっと待て！」

「どこいくの！？ていうか校長って誰！？」

私たちが声をかけても黙ってスタスタ歩いていってしまう。

「多分相澤君は校長室にいこうとしてるんだよ。それと校長は簡単にいえばここで一番偉いひとさ。」

ロン毛の代わりにおっさんが説明してくれた。

このおっさんまあまあいい奴だな。

「おっさんいい奴アルな！ロン毛とは大違いアル！」

神楽も同じ考えだったみたいだ。

・・・一言余計だけど

「神楽ちゃん、失礼だよ！」

「ハハハ、相澤君もそんぐらいじゃあ怒んないよ。それより私はおっさんじゃなくてオールマイト、それとあの人はロン毛じゃなくて相澤消太っていうんだ。よろしくね」

オールマイトがそんな風に自己紹介してくれた。

「へぇ、・・私はA！よろしくね！」

「私は神楽ネ！」

「僕は志村新八です」

「俺は坂田銀時だ。よろしく」

「沖田総悟でさぁ」

「土方十四郎だ」

そこからみんなで自己紹介を始める。

そんなこんなでやっていると、

「ついたぞ。」

相澤がいった前には校長室の文字が。

え、着くのがはやいって？

・・気にしないことが一番だよ。

「一応ここの一番上にいる人物だ。失礼のないようにな。」

相澤の言葉に私たちは息を呑む。

そして扉を開けた先にいたのは・・・

「やあ、相澤君！どうしたんだい？その子達は？」

白色の耳にふわふわの毛。そして私の膝よりした位の身長の小さな体。

「「「「いや、ネズミじゃん！」」」」

ネズミが椅子に座り、優雅にお茶を飲んでいた。