万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ42)

今日:34 hit、昨日:0 hit、合計:223,368 hit

33．顔は可愛いけど腹の中は真っ黒な姉妹ページ42

緑谷side

「あ！ジミ目の！」

僕が飯田くんと話していると教室にいい人、もとい麗日さんが入ってきた。

「プレゼント・マイクの言ってた通り受かったんだね！そりゃそうだ！パンチ凄かったもん！」

「いや！あのｯ·····！本っ当あなたのおかげで·····僕は·····その····」

「粉砕！粉砕！」といいながら腕をブンブン動かす麗日さんに僕は恥ずかしさで顔を隠す。

「あのすいません」

すると身長は僕と同じくらいでメガネが特徴的な男の子が話しかけてきた。

「え、ぼ、僕？」

「そう、君！······ここにくる途中に顔はかわいいけど腹の中は真っ黒な姉妹(きょうだい)と栗毛で童顔なサディストと死んだ魚の目をした銀髪天パ見なかった？」

「え、えっと····み、見てないよ」

そう聞いてくる眼鏡の人に僕はいい淀みながらもそう答えた。

「そっか····」

僕の答えに眼鏡の人は肩をおとす。

その人たちがどうかしたのかな？もしかして友達とか？
でもそれにしてはひどい言われようだったような·····

「うーん···やっぱりおいてったのがダメだったかな。でも神楽ちゃんも銀さんもいつもは起きてるAちゃんも起こしても全然起きなかったし····沖田さんも土方さんに起こされても起きなかったらしいし·····Aちゃんとか無理矢理起こそうとすると殴ってくるもんな····いっちゃなんだけどAちゃん力はゴリラ並みだから·······ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

眼鏡の人はあまり何をいっているかはわからないが、独り言をﾌﾞﾂﾌﾞﾂと呟く。

「お友だちごっこしたいなら他所へいけ。ここはヒーロー科だぞ」

声がしたほうを向くとそこには芋虫みたいにねっころがった人が。

((何か！！！いるぅぅぅ！！！))

僕たちの心の声が重なった。