万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ21)

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16．あいつ早くない！？ページ21

それでなんやかんやあって、

いきなりスタートして、

いきなりギミック出てきて、

それでかくかくしかじかあって、

今に至るよね、うん。

結構はなれたところには、銀ちゃんとか、沖田とか、神楽とか眼鏡とかマヨラーとかいる。

うん、・・・めんどくさい。

大体強さを確かめるってそんなことする必要ある？

もうみんな十分強いって。

確かにさっき相澤に捕まってた人もいるけどそれは刀がなかっただけだから。

別に私たちが弱い訳じゃないし！

『標的捕捉！ブッ殺ス！」

心の中で悪態をついていると後ろからまたもや機械的な声が。

「もう！いい加減しつこ・・・」

私はイラつきながら振り向くとそのギミックを見て言葉を失った。

「・・・でッか！」

そのギミックはでかかった。どれくらいっていうとビルよりデカイ。

え？何でこんなデカイの？

おかしくない？

そう考えている間にもギミックはビルを壊しながらこちらに向かってくる。

・・・こちらに向かってくる？

·

·

「はぁ・・・」

私がここでとる行動は一つ。それは

足と手を動かし全力で逃げること！

そう考え私は反対方向に駆け出す。

それでも追ってくるギミック。

「あれ早くない！？あいつ早くない！？あんなデカイのに！？何で！？その分足が長いから！？」

『標的捕捉！ブッ殺ス！』

「お前さっきからそれしかいってないよね！？殺すことしか頭にないの！？」

そのまま走り続けていると銀ちゃんが視界に入る。

・・・よし。

「銀ちゃん！」

「あ？A？」

「お前の命は無駄にしないぜ！」

そういって私は銀ちゃんの襟をつかみ例のギミックの方に放り投げた。

「ギャアアアアアア！」

「ありがとう、銀ちゃん！自分から犠牲になってくれるなんて優しいね！」

そういって私は安堵して振り向くと、

そこにはさっきと同じデカイギミックが。

「こ、こんにちは～・・・」

心なしかギミックがニヤッと笑ったような気がした。