能ある鷹は爪を隠す【男主】

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あれはいつどこだったのか──

覚えているのは一つ──

ただ一つの音｡

空を駆けるような──

暗闇にひらめく光のような──

そんな音だった。

カンｯ────

「『母上！このカーンて音はなんですか！？』」

「ﾌﾌ相変わらず息ぴったりですね、貴方達｡えぇこれは弦音、弓から矢が放たれたとき、
ツルが放つ音」

「『ツルネ……』」

あの頃の〝俺〟と〝あいつ〟は──

とてもワクワクしていただろう。

今になってそれは──

消し去りたい──

過去の記憶──

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注意事項～

・男主

・BL？

・初心者!!

・悪コメ禁止!!

・パクリ表現があったらコメントください!!

はじめまして吾輩は初心者のバナナさん★じゃ

初心者であるがよろしく頼みます。執筆状態：連載中