第3話 ？｢セブルス？おるか？｣ セ｢居ますよ｣ ページ4
あの時…Aは……何を言いかけたのだろうか
その答えは今となっては分からない
でも…一つだけわかったことがある
Aの遺品の日記によって
その日記には我輩とリリーの事や、友達の事がビッシリと何冊にも渡って書かれていた
一番古いのだと、我輩達が初めて出会った時からだ
──今日、人気のない所で足を怪我した子と出会った、どうやら一目惚れをしたようだ、早く治るといいな…
──セブルスはリリーに一目惚れをしたらしい…だから僕は応援することにした…好きになった子が幸せなら僕は嬉しいな…例えそれで僕の恋が叶わずとも
──リリーとセブが喧嘩をしてしまった…二人には笑っていて欲しい……どうにか仲直りさせないと
──セブに怒鳴られてしまった…僕はそんなつもりじゃなかった……でも僕はセブの幸せのためにやめろうとは思わない
そしてある日…Aがﾀﾋぬ日まで日記は続いていた
セ『…A』
ふとあるページに目を落とすと…そこには
──二人が楽しそうに笑っている…笑顔で応援したいけど……やっぱりダメだなぁ、涙が止まらない……、セブとリリーを応援する間もずっと、セブの優しい所を見つけて…好きになってしまう、僕は…いつの間にか……こんなに……セブの事が…大好きになってしまったんだろう
そのページは涙のあとがいくつもあった
そうか…Aもあの時から…我輩の事を
涙が頬を伝う
セ『僕は……なんて事を…』
もし、許されることなら
もう1度あって
今度こそ…この思いを
Aに＿＿＿
ﾊﾟﾁｯ
目を覚ますと時計は3時ちょっと過ぎを指していた
セ｢我輩は寝ていたのか…｣
机で作業するうちに、眠っていたようだ
セ｢懐かしい…夢を見た｣
ふと机の上の写真立てを見る
そこには、リリー、セブルス、Aという順に笑顔で映る子供の頃の写真があった
それを手に取り、なつかしそうに眺める
セ｢我輩……お前に…謝りたいのだがな…そして……今度こそお前に｣
するとドアをノックする音が
？｢セブルス？おるか？｣
セ｢居ますよ｣
声の主はホグワーツの校長のアルバス・ダンブルドアだ
セブルスは写真立てを机に置き直しドアを開けた
セ｢なんの御用で？｣
校｢お主に話があっての｣
セ｢分かりました…｣
セブルスはダンブルドアの後ろをついて行く
ドアが閉まる途中
机の上の写真立てを見るように、振り返る
セ｢………A｣
校｢……｣
セブルスside終
第4話 ロ｢知ってるよ、だって君も｣ 貴｢あれ、その箱…｣→←第2話 『おい、どうすんだよ!!』 『知らねぇよ!!』
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ルナ(プロフ) - 番外編の所、「無敵やないかい（笑）」と思わず声に出してフフッ程度に笑っちゃいました←その時、隣でスマホゲームをしていた母に「気持ち悪っ」と言われてしまった…あそこで笑ったの私だけじゃないですよね？←理解者求む (2017年12月17日 23時) (
レス) id: 9b1390adf3 (このIDを非表示/違反報告)
(名ペチタ前)(プロフ) - 麗扇姫(聖ヶ丘哀)さん» ありがとうございます、頑張っていきたいです (2017年11月22日 16時) (レス) id: 8f5f796a0e (このIDを非表示/違反報告)
麗扇姫(聖ヶ丘哀)(プロフ) - とても素敵な作品ですね！文章の書き方が好きです。これからも応援していますので無理のない程度に頑張って下さい(*´▽｀*) (2017年11月22日 13時) (レス) id: 2f2ea1e042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜木千里 | 作成日時：2017年11月19日 22時
