星の英雄とマッドサイエンティスト 6 ページ8
チカチカと光る蛍光灯。そして、あたりには綺麗な銀色の蝶が羽ばたいていた。
その中に人影が二つ現れる。
「ふー」
「終わったか」
軍服を着た男は自分の生々しい傷口が�爐△辰伸畩貊蠅鮓�て告げる。
白衣の女はそれを困った顔で聞いていた。
女の服には、男の血と思われる赤いシミが、たくさんこびりついていた。
(これのくかな？)
思ったよりも量が多く、かなり�犲Ｎ鏑瓩房蟯崋茲辰燭燭瓠∈邏箸�かなり雑だった気がする。
「終わったじゃないわよ。まったく、変な傷口だけたくさん作ってくるんだから…
私は便利なマッドサイエンティストじゃないのよ？」
「便利なマッドサイエンティストってなんだよ」
自分のことを『マッドサイエンティスト』だと自称する女は、笑顔で冗談を言った。
それについて、男は冷たく返す。
短くて長いような、そんな沈黙の時間が淡々と流れる。
沈黙の空間を破ったのは、良くも悪くも空気が読めないこと男だった。
「＿＿＿＿なあ」
男は目を細める。
「あら、何？ 告白でもしてくれるの？」
代わりに、女は楽しそうに口を三日月状に歪ませる。
「んなわけねぇよ」
「そう、残念。なら何？」
傷口に包帯を巻きながら女は男の返答を待っていた。その時間を惜しむように男は早口で女に告げる。
「お前は、いつまで『絶対中立』な存在でいるつもりだ？ あのクソ神父ならまだわかるが………」
その時、包帯を巻いていた女の手がいきなり止まる。同じく、女と男の間に飛んでいた銀の蝶がﾋﾗﾋﾗと消える。
「いつまでも中立でいれるわけない。
………そう…言いたいんでしょ？」
「＿＿＿＿ 」
「確かにね。光瑠や日登みたいに、完全な�狎�府側�瓩法△修蹐修躙世錣譴觝△世辰董△錣�ってるつもり」
悲しそうに言う女の顔には、暗い影が差し込んでいた。
「その言い振り………」
「ええ、言われたわ。日登にね。
『看守としての自覚があるのか？』って、きつく言われたの。全く、前は私の方が、お姉ちゃんって感じがしてたのに……」
「昔のあいつ？」
「そう。訓練生時代のね。昔、結構すごい男の子がいるって、医療班で働いてた時にちょっとね」
「昔………」
【昔】という単語を聞いて、頭痛がする。自分の過去が、頭の中でフラッシュバックする。痛い、痛い。
『あなたは�爐�兄ちゃん�瓩覆鵑世�ら』
『お前はあいつの�犒鮫瓩世蹇� 我慢しなさい』
「……ﾁｯ」
本当に、ひどい頭痛だ。
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ふてんにぶおんぷ(プロフ) - お久しぶりです！私も受験勉強で、なかなかウラツクにそれなかったんですが拝見させていただきました。相変わらず素敵です。キャラがみんな可愛らしい･･･。お互い勉強頑張りましょうね！ (2018年12月31日 2時) (
レス) id: 7ca422baae (このIDを非表示/違反報告)
愛情様のお通りだっ！(プロフ) - よろしくお願いします！！！ (2018年10月17日 20時) (レス) id: 87d10c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - たらスパさん了解です。今後とも宜しくお願いします! (2018年10月17日 1時) (レス) id: 6a49c456d5 (このIDを非表示/違反報告)
愛情様のお通りだっ！(プロフ) - クラウンちゃん可愛い… (2018年10月13日 15時) (レス) id: 87d10c86a7 (このIDを非表示/違反報告)
たらこすぱげってぃ(プロフ) - 白夜の幻想者さん» ありがとうございます！！ (2018年10月6日 21時) (レス) id: 5b791fe09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たらスパさん x他2人 | 作成日時：2018年9月17日 16時
