ON? ページ28
貴女side
あれから夜ご飯を川の近くで
BBQをすることになり
有岡くんの知り合いから
沢山食材や器具を貸してもらって
久しぶりに楽しいと思えた
帰った後も飲み直そうと言って
プチパーティをして
どんちゃん騒ぎをしていた
あと片付けをやっているのは
薮くんと光と私だけ
体調が悪いと言って
萌ちゃんは参加することなく
自分の部屋にいた
他のみんなは床に雑魚寝していた
薮「こいつら、どーしようもねえな…」
「 本当、コテージで良かったね
ホテルだったら、苦情きてるよ」
薮「まあな…
こうなる事は分かってたけど」
薮くんは気だるそうに
頭をガシガシとかいた
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
あと片付けを終え
薮くんは自分の部屋へと戻って行った
ソファに座り残された光と私
「あの…八乙女くん
この前はごめん、私…」
光「 バイクあるんだって、ここ 」
「えっ…」
光はお酒が弱いのか、
1滴も飲まずに、烏龍茶を飲んでいたから
別にバイクを乗っても大丈夫だけど…
光「 外行かない?
バイク乗って海行こーよ 」
私は試されているんだってそう思った
涼介が近くにいるなか
誘ってくる光が何を考えているのか分からない
けど、この差し伸ばされた手を掴みたくなった
「行く…」
私は簡単に手を掴んでしまった
光「よし、じゃあ行こう…」
光は玄関先に置いてあるパーカーをとり、
鍵かけについてあったバイクの鍵を取った
私は手を引かれるように
コテージをでた
125人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葉月 | 作成日時:2017年4月30日 23時