mackenyu world

嫉妬、まっけん。 ページ12

カジャ様 唯様 リクエスト






✱





mackenyuごめん、台本忘れちゃったんだけど


mackenyu届け来れそう?





これから掃除でもしよう。と思っていた正午。


LINEが来ました。




朝、寝坊しかけで急いでたからか、

玄関に置き去りにされてた台本。




A分かった、今行く!





適当に着替え 指定された場所へ向かった。




「新田真剣佑さんのご知り合いですか？」


『はい、そうです。』


「話は聞いています。どうぞお入りください」




数える程しか 事務所等に来たことがない為、(当たり前)

この警備員さんとのやり取りはいつも緊張する。



それと、皆さんの目…



(部外者がすいません)



って感じで頭を下げながら、楽屋へと向かう。




「ありがとう、A」




部屋の前には 既に待機しててくれたまっけん。

何度見ても仕事してる彼は 新鮮だ。




『忘れちゃだめだよ？』


「気をつける。…あ、この打ち合わせで
台本チェックとか終われば帰れるけど…」



"どっか食べ行く？"とのこと。

もちろん、ＹＥＳ。



『待ってればいい？』


「うん、いつものとこで」




"いつものとこ"は、休憩スペースで

私みたいな部外者がいても怪しまれない場所。




「あ、Aちゃん？」


『え！野村くん』



…危ない、買ったコーラ吹き出しそうだった。




「どうしたの？こんなとこで」


『まっけんに荷物届けに来てたの！』




何度か3人でご飯行ったことあって、

結構仲良いんです。(自慢すんな)




「あのにこにこ眼鏡また忘れ物か〜」


『ほんとにね。笑
野村くんは？』


「俺は、台本チェックとか終わったから 次まで暇つぶし」



ほうほう。

大変ですね…。



「どうせこの後ご飯だろ？」


『大正解です…』


「ほんと仲良いなっ！羨ましいわ。
てことで、来るまで暇つぶし仲間な」




"暇つぶし仲間"っていう雑なネーミングを付けて、


色んな話をしてた私達。






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