88気まぐれﾌﾟﾘﾝｽ ページ39
家までの緩い坂
気「今日も寒いな〜」
子供たちの手はあったかくて
ホッカイロ代わりやなって改めて思う
・
・
A「ぷんたくん、お疲れ様」
振り返ると
白い息を吐きながら
小さく胸の前で手を振っている、
俺の好きでたまらん人
気「Aちゃんこそお疲れ様！」
A「あのね、ぷんたくん
ちょっと話したいことがあって、」
そう言って言葉を詰まらせる彼女は
なんだかいつもよりソワソワしとった
・
・
今だ
心の中でそんな声が聞こえて
俺は魔法にかかったように彼女に歩み寄る
気「俺も話したいことあるんやけど、ええかな」
大きく見開いた目に吸い込まれる
気「外寒いし、あそこ入ろか？？」
窓の向こうの店内は
人影がふたつあるだけの
落ち着いたカフェ
A「うん、そうしようか」
肩を並べて
歩幅を合わせて
店のドアを開けた
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Rey(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。め。が登場する物語で一番好きです。これからの話展開が楽しみです。 (2018年9月7日 0時) (
レス) id: babc15c81e (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - すごく好きです！頑張ってください！ (2018年8月25日 0時) (レス) id: d1b246cd4a (このIDを非表示/違反報告)
子狐 - 第２弾おめでとうございます！そして、ありがとうございます。 これからも頑張ってください！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 2c70827463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひ ら り. | 作成日時：2018年8月14日 23時
