[第2話] 自己紹介、トリップ初日。 ページ9
(Noside)
広い部屋には年頃の男女が2人。
このフレーズを聞いたら
"何も起こらないわけが無い"
そう思う人も多いかもしれないが残念ながらそんな展開は存在しない。
少年は自分の中での"仮説"を確認するかのようにパラパラとジャンプのページをめくり、一方で少女はこれからどうするかを真剣に考えていた。
しばらくして終始無言でジャンプを見ていた新八が口を開いた。
新八「あの、これありがとうございました。」
その声に気づいて、Aは意識を現実に引き戻した。
A「ああ、はい。確認は済んだんですか?」
新八「ええ、確認したい内容が載っていなかったので...。」
A「そうですか、お力になれず申し訳ありません。」
新八「いえいえ、あなたが謝るような事じゃないんですから。」
"そういえば"と新八がつぶやく。
新八「自己紹介が遅れました。僕は志村新八、かぶき町の万事屋で働いています。歳は16です。」
A「新八さんですか。私は音成A、高校一年生の15歳です。」
お互いに自己紹介を済ませると新八は驚いたような顔を見せた。
新八「音成さん。え、じゅ15歳なんですか?」
A「え?そうですけど。」
新八「あまりにもしっかりしてるので僕より年上だとばかり思ってました。」
A「ああ、よく言われます。それと、タメ口でいいですよ。新八さんの方が年上なわけですし。」
新八「いや、そういう訳には」
頑なに断る新八を見かねて僅かに思考を巡らせる。
A「...じゃあ、新八さんが私を心から信頼出来るようになったらタメでよんでください。あ、出来れば名前呼びで。」
"じゃ、お風呂の準備してきますね"とだけ告げてAは部屋から出ていった。
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作者:どうも、作者でございます。更新が遅れて大変申し訳ございません。<(_ _)>
いつの間にか200ヒット超えてて作者、嬉しすぎて飛び上がってしまいました(現実でも心の中でも)
更新するの久しぶりなので、内容違ってたらすみません。主人公ちゃんのキャラぶれがちですね。
そして、やっっっと自己紹介が出来ました!(遅い)
通算7話目で自己紹介て...いや遅。
そして、作者からお知らせです。
実は作者、学生なのですが来週から所謂期末テストというものがありまして...暫く更新できないかもしれません。m(_ _)m
期末テスト終わったら第2話の続きを更新致しますのでどうか、嫌いにならないでください。
以上、作者からでした!
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作者名:Aki/アキ | 作成日時:2021年6月5日 22時