[第1話] 続きその5ぉぉぉぉ! ページ7
この世間一般的な家のどこにそんな場所があるのだろうか。
少女「じゃあ、とりあえず1週間分だけ持ってきますね。暇だったらテレビでもなんでも付けてていいのでくつろいでてください。
あ、お腹すいてません?何か食べられるもの作ってきます。」
新八「あ、すいません。ありがとうございます。」
そう彼女の背中にお礼を言うと、廊下に面した窓に目を向けた。藍色の空には点々と光る星々が見えた。
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(Aside)
A「"何か食べられるもの"って言っちゃったけど...二次元のキャラって何食べるんだ?」
キッチンの前でこれまたゔーん...と唸った。
傍にある6人掛けのテーブルの上にはジャンプが5冊ほど広いスペースを持て余すように置かれている。
A「...とりあえず、困った時はクッ○パッドだ!何かいいのあるかな〜」
そう呟きながらスマホを操作する。
"簡単に出来る"とか"初心者でもできる"とかそんな言葉を検索結果に残しながら、Aはあるページでその手を止めた。
A「...食材もあるし、よっし!これにしよう。」
早速、調理に取り掛かった。
作り方のレシピを横目で見ながら、玉ねぎをみじん切りにし、ベーコンを1口大に切り、フライパンにサラダ油とマーガリンをいれて強火にかける。
その上に、先程切った玉ねぎのみじん切りとベーコンをを入れ、軽く黒胡椒を振ってしばらく炒める。
2人分のご飯を投入し、ケチャップとコンソメを分量投入してご飯を潰しながらサッと炒めた。
それぞれの皿に出来上がったチキンライスを盛り付け、空いたフライパンに溶き卵を流し込む。
半熟になるようにしようとしたが、やはり難しいらしく、1枚だけ半熟にならなかったので自分の皿に盛り付けた。
A「うっし!完っ成ー!!」
普段から料理はしないので、正直また怪我をしないかと心配だったが杞憂だったようだ。
コップに麦茶を2人分注ぎ、出来上がった"オムライス"と共にお盆に乗せて持っていく。
ジャンプは流石に抱えることが出来ないのであとから運ぶことにした。
大広間の入口であるガラス障子の前で息を整える。
A(果たして、口に合うだろうか。さっき味見した限りでは大丈夫だったけども...。
…考えていても仕方がない。当たって砕けろだ!!)
ガラス障子を開けると、新八はテレビに釘付けになっていた。
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作者:え!?ひ、100ヒットォ!??ありがとうございます!!m(_ _)m
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作者名:Aki/アキ | 作成日時:2021年6月5日 22時