[第1話] 続きその2ぃぃぃぃ! ページ4
Aはすぐにその人物に駆け寄った。
A「...あ、あの...大丈夫..ですか?」
???「ったたた。あれ?ここは?」
目を覚ましたのはAとそう歳は離れていなさそうなフチなしの眼鏡をかけた黒髪の青年だった。
普通の人と1つ違う所と言えば、青年は洋服ではなく着物を着ていて、腰に木刀を携えている所だろう。
A「だ、大丈夫ですか?」
???「え?あ、ハイ。大丈夫です。」
そう青年は答えて、キョロキョロと辺りを見回す。それと同時に、顔色も青くなっていった。
???「...あの、此処は一体?」
A「....えーっと、その...大変申し上げにくいことなんですが、家の玄関前...ですかね」
青年は暫し呆然としたがハッとした様子で我に返った。
???「な、え?あ、あのえっとすすすすみませんでした!!」
そう言って青年は綺麗な土下座をした。
A「えっちょっ、か、顔を上げてください!」
???「いやいや、そういう訳には、せめて何か謝罪でもさせてください!」
A (...律儀だなこの人。うーんどうするかな。とりあえず、なにか理由があるはずだよね。泥棒とか犯罪者ならそもそも謝らないし...。)
ゔーん。とAが頭を悩ませていると、
???「ックシュ!」
と音が聞こえた。
春とはいえ、まだ肌寒さは残る時期だ。それに、もうとっくに日は暮れて東の空が藍く染まり始めている。
A「えーと、日も暮れてきたし、とりあえず家の中入りません?何があったかは知りませんけど、なにか事情があるんでしょうし...。」
そう言って、家の鍵を開ける。
???「えと、す、すみません。お邪魔します。」
アキ「どうぞ。」
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作者:文字数少ないですがキリがいいので次に行かせてもらいます。
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作者名:Aki/アキ | 作成日時:2021年6月5日 22時