[第3話]いざ行かん!お買い物(その7) ページ18
(新八side)
僕達は電車から降りた後、公共交通機関を使ってAさんの言う、大型ショッピングモールであるイ〇ンモールに来ていた。
なぜ僕達2人だけかと言うと、入口付近で
Aさんとシノさん、僕とコウさんの二手に分かれたからだ。
二手に分かれた理由は、服屋を先に回るからだった。
コウさんが選んでくれた服を片手に更衣室に入る。
新八「コウさん!これサイズピッタリでした!」
シャッと更衣室のカーテンを開け、コウさんに見てもらう。
コウ「おお、いいじゃん!似合ってる。」
新八「ありがとうございます!この服買おう。」
人に褒められることはあまり無いので少し照れてしまった。更衣室のカーテンを閉め、直ぐに元着ていた服に着替える。
新八「コウさんは何か服とか買わないんですか?」
コウさんは少し考えて"あ!"と思い出したように口を開いた。
コウ「そういえば、新しいキャップ買いたかったんだよなぁ。ちょっとあっちの方行ってもいいか?」
コウさんが指さした先にはキャップコーナーがあった。
新八「はい!僕もちょっと見に行きたいんでついて行っても良いですかね?」
コウ「勿論!あ、なんなら俺のキャップ選んでくれよ。」
新八「え!僕が...いいんですか?」
コウ「もちろんだよ。それに誰かに選んでもらった方が自分で選んでるより楽しいしな!」
...本当に、出会った人がAさんで良かった。
改めて心からそう思った。
コウ「新八くん?」
新八「アッ、はい!」
コウ「こっちの迷彩柄とこっちの単色、どっちが良いかな?」
新八「...そうですね。コウさんならこっちですかね?」
コウ「どうだ、似合うか?」
新八「はい!とても似合ってます!」
コウ「じゃあ、これ買おう。あと新八くん。」
新八「はい、なんですか?」
コウ「さっきシノも言ってたけどタメでいいぞ?同い年なわけだし。」
新八「はい!じゃなくて、うん!ありがとうコウくん!」
コウ「こちらこそ!んじゃ、そろそろレジに向かうか。」
新八「うん、Aさん達とも合流しないとだからね。」
そう言って2人はレジへと向かった。
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作者:どうもこんにちは。お久しぶりです作者です。
まずは、400hitありがとうございます。
"お買い物編"がこんなに長くなると思わなかったのでちょっとびっくりしてます。
(文字数がアレなのでちょっと続きます。)
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作者名:Aki/アキ | 作成日時:2021年6月5日 22時