□19(丸山side) ページ19
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関ジャムの収録終わり、その後の予定が何も入っていなかった俺は、その足で行きつけの古着屋へと向かっていた。
前回店に行ってから大分期間も空いたし、さぞ新しいアイテムが入ってきているに違いない。
今日はどんな子に出会えるのだろうかと、俺はワクワクと心躍らせながら、赤信号を待っていた。
「───あの、もしかして関ジャニの丸山君ですか？」
突如として横から掛けられた声にそちらを振り向くと、そこには大学生くらいの二人組の女の子がいた。
はい、そうです。と、頷けば、2人は小さく飛び跳ねてキャッキャと盛り上がりを見せる。
こういうのは、気付いてもらえるうちが花だと思う。
握手を求められれば、俺は二つ返事で頷き、2人に手を差し出した。
「いつもありがとう」
そして最後にそう礼を述べたところで、信号も丁度良く青へと色を変える。
しかし、2人へ小さく手を振って歩き出そうとすると、この対応だけでは満足してもらえなかったのか、前を立ち塞がれてしまった。
「これからどこ行くんですか？」
「今日はお仕事だったんですか？」
次から次へと向けられる質問に、俺は苦笑を浮かべながら「どうやろうねぇ？」とはぐらかしてはみる。
何より一番厄介なのは、2人の目に悪意がない所だ。
純粋にその質問を投げているのだろう。
しかし、そうこうしている間にも信号はまた赤に変わり、些か面倒になってきた。
『───丸山さん』
すると、この状況にまた新たな女性の声が加わった。
さすがに溜息をつきたくなる。
だが、振り返った先にいた予想外の人物に、俺は目を見開く。
「え、Aちゃ･･･───」
「お待たせしました。あちらにタクシーを止めてありますので」
正直、同様が隠せなかった。
目の前に現れたのは、紛れもなくAちゃんのはずなのに、その雰囲気や表情はいつもと全く違う。
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めめこ(プロフ) - 匿名さん» 癒やしだなんて･･･！こちらこそ、ありがとうございます！ (2022年4月3日 8時) (
レス) id: ca01f690f5 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 夜な夜な作品読ませていただいています、日々の癒やしです、ありがとうございます！ (2022年3月30日 2時) (レス) @page45 id: d8f1726f33 (このIDを非表示/違反報告)
めめこ(プロフ) - みーこさん» まさにうちキュンに影響された作品です(笑)引き続き応援よろしくお願いします！ (2022年2月21日 22時) (レス) id: ca01f690f5 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - うちキュンですね♡何か本当に頭の中にこのストーリーの映像が浮かびます(^^)応援しております！ (2022年2月20日 23時) (レス) @page24 id: bdc8ba7bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めめこ | 作成日時：2022年2月11日 20時
