いち ページ2
颯馬くんの口調迷子なのは見逃して、、、、、、、、、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢柔らかく暖かな風に舞う桜とともに、私たちは今日、夢ノ咲学院アイドル科の門をくぐりました。咲き誇る桜の花々は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿新入生代表、桔梗A｣
壇上から降りた私に様々な視線が降り注ぐ。畏怖、好奇、その他もろもろ。新入生代表挨拶だけでこれなのですから、生徒会長等はとても疲れるでしょうね。
｢まあ、私はなれていますけど｣
｢どうかしかしたのであるか?｣
｢いいえ、独り言です。おきになさらず♪｣
｢我の勘違いであったか…………大丈夫なら良いのだ!｣
｢ご心配していただきありがとうございます。ところで、貴方の名をお伺いしても？私の名は、桔梗Aと申します。｣
｢我の名は神崎颯馬である。よろしく頼むぞ。桔梗殿!｣
神崎くん、ですか。腰の刀を見る限り、武芸で名を馳せている一族なのでしょう。
｢えぇ。よろしくお願いいたします。神崎くん｣
｢む?どうやら、式が終わったようである。桔梗殿。一緒にくらす表とやらを見に行ってはくれないだろうか?｣
｢もちろんです。同じクラスだとよいですね。｣
、
、
、
、
、
、
、
、
、
、
｢私は、……1-Aですか。神崎くん、どうでしたか?｣
｢我も1-Aであったぞ!｣
｢あぁ、本当ですね。番号も前後ですし、これから１年どうぞよろしくお願いいたしますね｣
｢よろしくである!｣
他の人たちは…………………衣更真緒、乙狩アドニス、朔間凛月、遊木真。ぱっとめについたのはこの人達ですね。ふふっ、どのような人達なのでしょうか。楽しみですね。
｢神崎くん、教室のなかへ入りましょうか。そろそろ、ホームルームが始まると思いますよ。｣
｢そうであるか。先生と仲間を待たせるとはなんたる不覚……………この神崎颯馬、切腹をもってお詫びしよう……!｣
｢お止めくださいな。さあ、切腹より、教室で私とお話してください。それで、とんとんです。｣
｢しかし……………｣
｢さあ、早く、お入りください｣
｢む………………｣
｢えぇ、それでいいのです。｣
本当に、切腹をするつもりだったのでしょうか?そうだとしたら、後でお説教ですね。
あぁ!本当にこの学院は面白いのですね！
あなたの言う通りでしたよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月うさぎ | 作成日時：2022年1月5日 13時
