⑵金木犀の香り ページ3
『 出 会 い な ん て 最 悪 で し た ___。』
聖 莉心 side
聖)「うっわ、」
まだまだ残暑の残る9月、1つのボールがロータリーへ飛んでいくのが見えた。
はぁ、取りに行かないと。
こんなに暑い中部活があるとか、学校はふざけてるんじゃないか。今にも倒れそうだ。
ドカッ
やば、男バスだ!先輩とかだったらどうしよ…
聖)「ごめんなさい!!走ってたよね、足大丈夫…?」
??)「え、あ、大丈夫です…。」
聖)「良かったぁぁぁ!頑張って!」
??)「はい、。」
意外と小柄な子だったな。
ボール拾わなきゃ。
金木犀香るロータリーの端っこに駆け寄り、ボールを勢いよく校庭へ蹴った。
聖)「よし、上手く飛んだ!」
あれ、さっきの子まだ居る。
とりあえず手を振ってから部活へ戻った。
友達とノリで入ったサッカー部マネージャー、思ってた何倍も辛いんだけど…。
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みみ - 最高です😭😭😭😭 (2021年12月4日 21時) (レス) @page5 id: 7234f33d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴょん吉 | 作成日時:2021年9月26日 9時