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私の過去2【金色愛誓】 ページ23
「…私が、なんにも用意してないと思った…?」
昔の自分なら、こんなこと考えなかっただろうな
「ぐ、あっ……!?」
「……アンタらが無駄な知識くれたから、こんなこと考えついたよ」
その場に倒れる大人を横目に、ずっと使い続けたタブレットを手に取り、満月の輝く外に出た。
外の空気なんていつぶりだろうか。
こんな、綺麗な満月を見ながら散歩なんて ロマンチックだな。
足の力が抜ける。怖かった。でも、そうじゃない。
足の筋肉が衰えてるんだ。全然歩かなかったから。
どうしようか、苦しいな。
どうしようか、悲しいな。
大人達は、どうしてたっけ。
私達を手足の様に従わせて___あ、そっか
私も、従順な、馬鹿で愚かな人間を捕まえたらいいんだ
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