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side月永
鳴上「ちょっと機嫌直してくれる?」
ナルから聞いた天祥院をAが名前で呼んだこと
それはあいつが1年のあの日以来の事だった
瀬名「まぁ俺も複雑なのはわかるけど、何かあったんでしょぉ?じゃなきゃそんなことしないよ」
鳴上「もういいって言ってたわ、あの子前に進む気じゃないかしら?」
それならそれでいいだろうと言われ、もやもやしないのか?!と問えばみんな各々複雑な顔をした
月永「Aにとって俺たちは過去なのか?もう忘れたい過去なのか?!」
あーーー!!気が荒れる!!!
朱桜「A先輩がなにかしたのですか?」
鳴上「したっていうよりは、天祥院先輩と不仲なのはわかるわよね?」
朱桜「はい。それに元Knightsということも以前伺いました」
瀬名「まぁいろいろあってね、休学してると思ったらエデンに入ってるしちょー生意気」
月永「あーーー!!もう!Aは俺のKnightsだし、俺の騎士だ!!」
鳴上「今実際Edenにいるんだから、そんな屁理屈通らないわよ」
思い出すのはあの日々
だってお前は言ったじゃないか最期までレオと戦うって
月永「あいつ言ったんだ、俺とずっと一緒にいてくれるって」
瀬名「…あのさぁ、こんなこと言いたくないけどAのこと手放したのはレオくんでしょ」
月永「…っだって俺はAのこと守りたかった!」
そうだ、守りたかったんだ手遅れだとしてもAに笑ってて欲しかった
凛月「おいーす。つきぴーいる?」
部屋に来た凛月にそちらを見れば古い紙を片手に持っていた
それは(生意気)に昔あげたチェスとしての曲だ
月永「なんでこれを…」
凛月「…Edenの乱凪砂が、Aの荷物に入ってたって。A、まだ俺達のこと大切に思ってると思うよ」
俺が曲を作り、セナが歌詞を描いたそれは公表しなかったけれど俺たちにとって大切な曲だ
なぁ、A俺はまたお前と歌いたいよお前にステージで笑って欲しい
一緒にファンに向けて愛を叫びたい
朱桜「…先輩方はA先輩にKnightsに戻ってきて欲しいんですか?」
月永「戻ってきて欲しいんですか?って、Aは今でも俺の騎士だ!」
瀬名「あんたねぇ…でも、勝手に抜けた気でいるのはむかつくかも」
鳴上「わたしはAちゃんが幸せならいいの、でもまたあの頃みたいに楽しく笑ってて欲しいわ」
凛月「うん、おれも」
朱桜「ふむ、それならばKnightsらしく行きましょうか」
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サミサ(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみに待ってます。頑張ってください!! (2021年11月11日 14時) (レス) @page44 id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!何回も読み直ししてます(^-^)更新楽しみにしてます!! (2021年7月21日 20時) (レス) id: 3ce5124d80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2021年6月25日 0時