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「とは言ったもののどうするかなんだよねぇ」
僕の人生の分岐点には大切な人がいる
「おまえ!俺のになれ!!俺のために俺と一緒に音楽を奏でよう!」
高校1年生の時に僕を必要としてくれた天才月永レオ
「どうせ死ぬならその命有効活用させて下さい!」
下心を一切隠さずに本心をさらす七種茨
このふたりは僕の人生において特別な人達だ。彼らがいなければ僕はステージに立てていないしこうして生きてもいない
そして、僕のトラウマをくだらないといった三途春千夜
「少し心が軽くなった気がするんだよね」
ぎゅっと手のひらをにぎりしめる。きっと僕はこの日を忘れないだろう
前に進む決心が着いた日
寮に戻って食堂に行けば天祥院英智と、そこには敬人がいた
幼馴染だし、仲良いもんなぁ
蓮巳「Aか、今日は休みなのか?」
「うん。休みだよ、デートしてきたの」
蓮巳「お前はすぐそうやって」
頭を抱えたけいとにクスクスと笑うと天祥院英智は口を開いた
天「デートか、羨ましいな僕も今度誘っていいかな」
きっと、彼は暴言を受けると思っているのだろう
でも、もういい気がした。あの日々はこいつも傷ついたんだ、誰かを理由にこいつを怒る必要だってもうないだろう
「普通に買い物くらいなら行ってもいいよ、英智」
天「っ!!」
「じゃーねー」
信じられないものを見たかのような顔に軽く笑って歩き出す。本人にこの呼び方をしたのはきっと2年前くらい?
天「(…A君はいつもずるいよ、そうやって僕の心をかきみだす)」
後ろを見た僕は天祥院の顔が赤くなっていたことにも、それを見た人たちが驚いていたのも知らなかった
嵐「っ!Aちゃん!!」
しばらく歩けば嵐が追いかけてきていたのか声をかけてきたためそちらを見れば不安そうなかお
「なあに?嵐」
嵐「…もう、いいの?」
「うん、もういい。過去の事だし、それに悲劇のヒロインぶるのはもう疲れたから」
にっこりとわらえば嵐はなにか思うことがあったのか少し貯めるとあんたがいいならいいワと笑ってくれた
我が幼馴染は今日も察しが良くて僕に甘い
「ねぇ、僕もう1回ちゃんとアイドル野郎と思う。僕が好きだったあいどるにまたなれるかな」
嵐「!!なれるわよ、私だっているもの!」
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サミサ(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみに待ってます。頑張ってください!! (2021年11月11日 14時) (レス) @page44 id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!何回も読み直ししてます(^-^)更新楽しみにしてます!! (2021年7月21日 20時) (レス) id: 3ce5124d80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2021年6月25日 0時