[男主]猫田くん4[OA！＋あんスタ] (ページ30)

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猫田くんと不思議な彼ページ30

着いた病室にいたのは黒髪の不思議な雰囲気の少年だった

まぁ知ってるけどやっぱり実際会うと違うもんじゃん？？何か独特としてる

黒｢俺は黒曜護、よろしくね。不思議な雰囲気の子だね｣

｢え？｣

思っていたことを逆に言われ戸惑うと彼は笑った

黒｢驚かせちゃったね、でもなんだかとても眩しいなと思って。君はキラキラしてるね｣

一等星のようだと言われびっくりした、自分を過去にそう例えたのは1人だけだったから

黒｢みんなから話を聞いてるよ、すごい方の特待生だよね。見た瞬間わかったよ｣

光｢実はAのこと護に話したことあるんだよね！！アニメの主題歌のオファーも殺到してるんだよ！｣

黒｢へぇ、凄いなぁ･･･ってガミと心は何をしてるの？｣

彼の視線の先には部屋の隅で話し合う2人がいて

愛｢バッカだなぁお前！かわい子ちゃん紹介する権利くらいてめぇで勝ち取れよ！｣

神谷｢むちゃ言うんじゃねぇよ！同じ病室の空気吸ってるだけで精いっぱいだよ！｣

優｢うん、気にしなくていいよ｣

｢ねぇ、コソコソ話は寂しいんだけど！普通に話してくれない？｣

ね！と2人の肩に手をおけばみどりのかみのしょうねんは真っ赤に顔を染めた

黒｢おや、ガミのまとうオーラがちょっとだけ･･･

なんて言うかな甘くて軽やかな変化をしてるね｣

愛｢きた！なぁ黒曜、Aオーラはどうだよ？神谷の奴のオーラと相性診断的なさぁ｣

黒曜｢なるほどそういうことか。ふむ、ちょっと失礼｣

じいっと瞳をのぞき込まれる。
不思議な感じだ...余りじっと見られるとボロが出そうで怖いんだけど、まぁこの子悪い子じゃなさそうだし良いか

黒曜｢ふふ、ありがとう。｣

｢え？｣

光｢あはっ！驚いてるね！この護はね！オーラが見えるだけじゃなくて心も読めちゃうんだよ！｣

｢まじか！｣

黒曜｢読めはしないよ、感じるだけ。
ただあれだね、よく分からないけど君は苦労しそうだ｣

愛｢で？神谷とこの子はどうだよ？占いで運命の相手なんて言われてさぁ！そこから始まる王道ラブ？好きすぎるっての！｣

黒曜｢ガミは知りたいの？｣

神谷｢！おれは･･･別にそんなのなくても前世からの仲だと思ってるから聞いた所でなにも変わらないって言うか｣

優｢ここまで来るのに悪化してるじゃないか｣

光｢末期だなぁ･･･｣

黒｢･･･じゃぁ言わない。さてとみんな準備はして来たかな？｣