[男主]猫田くん4[OA！＋あんスタ] (ページ21)

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｢たしかに何やったって何を伝えても絶対自分のこと受け入れてくれない人もいるよ。でも、諦めて下だけ向いて、肯定してくれるファンだけがファンだと思ってる？それなら大間違いだよ

自分に否定的な意見を向けてくれる人だって居なきゃ成長なんか出来るわけないでしょ！！

いくら否定されても向き合って沢山傷ついて、それでも立ち上がってぶつかるしかないんだよ表現者っていうのは！｣

なんて強いんだろうと思った

その言葉はグサグサと胸に突き刺さる

分かってる、でも目を背けてたことを当たり前のように言われて苦しくなる

雛｢俺はそんなに強くなれないよ｣

｢1人ならでしょ。みどり、さっき言ったよね自分を好んでくれる人が傷つくのがイヤだって｣

雛｢え？うん｣

｢みどりはひとりじゃないじゃん。エメカレもいるし、それに肯定してくれるファンもいる。仲間がいるってほんとうに強くなれるよ。｣

それに

｢おれもいる！みどりが傷ついたら俺が何回だって助けるよ、手を差し出すよ！だから個性を否定しないで

みどりにしかないたった一つの個性なんだから
向き合う優しさも、ファンを思いやる心も、否定的な意見を見つけて悩むこともその声も顔もみどりだけの良さだよ。

今は実力不足だけどいつか、ううん絶対そのみどりらしさで世間を黙らせようよ、もっともっとみどりをすきにさせてやろ！｣

そういった彼の瞳はキラキラと輝いて、凄く綺麗で純粋過ぎるそれに可能なんじゃないかと思った

絶対できる、何故か自分でもそう思ったのだ

雛｢俺にもできるかな.......ううん、やってみなきなだよね。おれ、頑張ってみるよ｣

｢！それでこそみどりだよ！よっし！みどり頑張ろうね！｣

にこりと笑った彼に無理やり立たされて笑い返した

本当にこの子には俺は何度も救われてる

だから

雛｢ねぇ、A俺大事な話があるんだ｣

｢？なに？｣

雛｢おれ、Aのこと好きだよ。佐和くんに先越されちゃったけど伝えたくて。

恋愛的な意味で、俺は人としてAのこと好きなんだ。｣

声を張ってつたえた言葉に彼はみるみるうちに顔を赤らめた

本当に純粋な子だななんて

｢？！え、なに、は？！何言ってんの？！｣

雛｢ごめん！その迷惑かな、でも伝えておきたくて、A、好き！大好きなんだ｣

｢す、ストップ待って？！なに急に！迷惑ではないけどその.......｣

雛｢急にじゃない、ずっと好きだったんだ｣