[男主]猫田くん4[OA！＋あんスタ] (ページ2)

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ひとつの終わりページ2

巴｢･･･君、ひなたくんの知り合いなんだよね？知ってたの？｣

渡された音源を聞いて確かにこれは聞いたことあると思った

そして同時に理解したのだ。あぁ、この世界には俺の知り合いが来ているのだと

｢いや？でもふーん。相変わらず過去にしがみついてるのか、それとも成長してないんだか正義感が強いんだか｣

告げ口した人の存在に予想がつくしひなたが自白した事を聞いてため息を着いた

｢で？あんたらはこいつもういらないの？｣

巴｢！許せることじゃないね｣

おや随分と冷たいようで、なんて思っても口に出さない。だって許されることじゃないから。

だけど

許す事も上に立つものの仕事だ

｢でもま、真実を晒さない辺りあんたら良い奴じゃん。ありがとうこの子のこと守ってくれて。

今度お礼する！｣

ぱっと手を取って走り出した。

。

。
side巴日和

巴｢連れてっちゃったんだね･･･それにしてもまさかお礼言われるなんてね｣

クビにしたというのに感謝されるなんて予想外だった。

だって普通なら僕のことも嫌うはずでしょ？なのにあの子綺麗に笑ってた

漣｢なーんか調子狂うっすねぇ、あんな顔されちゃ｣

巴｢うんうん、それに･･･僕らは許せないけどひなたくんのこと、なんとかしてあげて欲しいね｣

ポツリと呟く

確かに嘘ばかりの彼との日々だったけど楽しかった気持ちが全部嘘じゃないから、

どうか、彼がまた笑える日がくるように