[男主]猫田くん3[OA！＋あんスタ]

猫田くんの企み[ｸﾛｽｵｰﾊﾞｰ] ページ37

｢猫被り脱ぎ捨てるの早くない？｣


七種｢あなたどーせ見破ってそうですし！こう言った方が話聞いてくれそうですからね！


もちろんタダでとは言いません！きちんと責任もって貴方の芸能生活サポート致しますよ！貴方なら芸能界のトップに立てますよ！｣


自分と組めばという言葉を含めていえば彼は楽しそうに笑った



｢誰かの意志に沿うことも、利用されることも嫌いなんだけど？

でもまぁ、俺、時代を作りたいんだよね。歌で。

きっとあんた、敏腕なんでしょ？言っておくけどやりたくないことはやらない。それでもいいの？｣



七種｢まぁ全てとはいきませんが善処致します。｣


｢良いよ、乗ってあげる！なんかのちのち、楽しそうだし｣



楽しそうに笑う姿に見とれてしまうが、それはまさに悪魔のようで



七種｢Aさん、よく悪魔に見えるって言われません？｣



｢！ううん、見た目は天使って言われるよ？｣


それ自分で言うかよ、まぁたしかにそう見えるけど･･･

天使でもここまで美しいわけないだろ。この人の美しさは毒を含んでいる。



｢でもあんたが初めてかも悪魔って言ったの。ふふ、気に入った。悪魔は楽園には入れないけど、引っ掻き回すことは出来るだろうしね。｣


七種｢意外とポエミーですか？まぁよろしくお願いします。｣




手を差し出せば迷うこと無く掴まれた手のひら。手に入れた。でも、同時に心を奪われた気もする。


まぁ悪魔との契約なんてそんなものですから仕方ない。



｢てゆーかオーディションは良いの？おれ、それ受けに来たんだけど｣



七種｢あぁ貴方の場合は受ける前から合格決まってましたよ。これまでの業績全て把握してますから。

演技力も、歌唱力も、ルックスも何も問題ありません

それと、度胸も。事務所側の人間にタメ語で話せるくらいですからねー！｣



｢･･･苦手なんだよ敬語。直した方がいいわけ？｣



七種｢いえ！そういうキャラで売っていくのもありですしその見た目ですからね。

これからあなたに関しては自分がプロデューサーとして動きますので、明日までに仕事を全て学園側から引き継ぎましょう！｣


忙しくなりますね！と言えば彼はありえないことを口にした



｢まぁパール受からなかったらここはいるつもりはないし、あんたに力貸すこともないけどね｣



七種｢は？それなら徹底的に邪魔しますけど？｣



｢ハッ！そんなんで潰れるほど弱くないし｣

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