猫田くんは悩んでる ページ42
side巴
最近、佐和くんが変わった気がする。
ふとした瞬間ぼーっとしたり、何か考えたり、そして赤くなったり。
それと、元気になったと思う。
理由を聞けばAが関係してるらしくて、あの子本当に強くて羨ましい。
僕だって2人の力になりたいのに。
杏「ミー?大丈夫?ぼんやりしてるよ?」
巴「あ!ごめんごめん、考え事してたや」
今からユニット申請行くのに!僕しっかりしなきゃ!よし!
荒木先生を探し回れば、レッスン室に荒木先生はいた。
そこにはHot-bloodの人たちとA、特待生ちゃんがいて思わず先輩たちに隠れた
「あれ、随分変わったメンバーだね。」
Aが声をかけてくれて、そちらを見れば彼は驚いたようにしていた。
巴「A!どうかしたの?こんな所で」
「あー、うん。今Hot-bloodと勝負してんの。荒木先生にようじ?なら返すけど」
荒木「ばーか。呼んだのお前らだろうが。」
零「勝負、ですか?」
荒木「と言っても体力勝負は勝ったんだがな」
なんでも聞くところによると椿先輩にAは筋力勝負かったらしい
凄いなぁ
荒木「それで、これから演技勝負だ。お前ら勉強になるだろうし見ていけ」
ほら、と席に促され2人を見守る。なんて言うかAの演技ワクワクする。
渡された脚本は有名な作品で、相手役は椿先輩が務めるらしい
始まった加賀谷先輩の演技、技術がやっぱり高い。僕らが見てもうまいってわかる。
それに椿先輩ともいきがあってて・・・
こんなのに勝てるの?!だ、大丈夫?!不安になりながら彼を見つめるも彼は何やら考えながらそれを見ていて
蓮「っし!こんなもんか。次はお前だぜ、本気で来いよ?」
椿「安心して、いくら敵といえど手を抜く程落ちぶれちゃいないから」
椿先輩の横にたつとAは息を吐き、そして
その場の雰囲気はガラリと変わった
上手いなんてもんじゃない、なにこれ。こんなに上手い人いたの?!ぷろとかわらない・・・こんなの同じ1年生に居たなんて!
荒木「相変わらずヤバいなあいつ。(だが、これの何がつまらない演技なんだ?)」
演技も終わり、悪いけど僕らがみたって勝負はAの勝ちで分かりきってる。
荒木「終わりか?言うまでもないが・・・Aの・・・「つまんない!」え?」
杏「だめ!上手いけど!凄いけど!これダメだよ!」
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はな - こんにちは オンエア初めて見るんですけどとっても分かりやすいです。めっちゃ面白いので、頑張ってください!!応援してます!!!!! (2018年10月21日 19時) (レス) id: ee2de468cc (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - テスト週間でスマホ没収されてて占ツク開けない間に神作品ありがとうございます!一気読み最高でした。これからも更新頑張って下さい! (2018年10月3日 19時) (レス) id: afb06b4870 (このIDを非表示/違反報告)
ワイモイ - キタコレェェェェ!マジで最高!(*≧∀≦*)ゆめのさんは誰推し?私はミヤ推し!(ゝω・´★)更新頑張って!キアイダーd(⌒ー⌒)! (2018年9月30日 9時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
幽管の少女 - すごく面白いです。応援してます。あと、誤字見つけました 猫田君説得する?の霞の「うん。まあ慣れてるっちゃ慣れてるかな」のところが橘になっていますよ (2018年9月28日 23時) (レス) id: fe20b1e50b (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - すっごく面白いです!七緒とか志朗の話が見たいです! (2018年9月28日 0時) (レス) id: 67441ac943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめの | 作成日時:2018年9月23日 12時