番外編�� ページ7
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赤葦「…あの」
『ん？』
赤葦「俺は木兎さんに憧れて梟谷に来ました。確かに自主練が長い時もありますけど、そんなに嫌じゃないので…」
『赤葦くんもバレー馬鹿だね』
赤葦「そうですね、自分で思ってた以上にバレー馬鹿だったみたいです」
『ふはっ、これからも光ちゃんのことよろしくね』
赤葦「はい、もちろんです」
『光ちゃんも嬉しいだろうね、こんなに自分を好いてくれる後輩がいて』
赤葦「いや、そんなことは…」
『そんなことあるよ。光ちゃん電話するといつも赤葦くんの話から始まるから』
赤葦「そうだったんですね」
『だから私は一方的に赤葦くんのこと、凄い詳しい人になってるよ』
赤葦「例えばどんな？」
『んー、光ちゃんが調子に乗っても赤葦くんは絶対に乗ってくれなかったり、冷静に見えるけど頭の中で最善の道を選ぶのに必死だったり、周りが3年生ばっかりだからやっぱりちょっと遠慮してたり、とか？』
赤葦「普通に恥ずかしいです…」
『まぁそれだけ光ちゃんが赤葦くんのこと頼りにしてるんだよ。これからもよろしくね、副主将？』
赤葦「…はい！」
『じゃあ、私そろそろ戻るね？』
赤葦「あ、Aさん最後に連絡先だけ教えてもらえませんか？」
『連絡先？いいよ？』
赤葦「ありがとうございます。あと、赤葦くんって呼ばれ慣れてないので下の名前で呼んでもらえませんか？」
『京治くん？京治？どっちがいい？』
赤葦「…くん付けで」
『はーい、じゃあまた明日ね？京治くん』
赤葦「はい、おやすみなさい」
京治くんと別れてマネ部屋に戻った
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作者名：まー | 作成日時：2023年1月7日 12時
