244 ページ44
俺はいつもと少し変わったルーティーンを行ってから、西谷さんに向けてジャンフロを打つ
「「「(ジャンフロ？！？！)」」」
西谷「ンナァ！！」
「ッシャ！！」
俺は西谷さんからサービスエースを獲った
西谷「Aよく曲がるな！！」
「向こうでは自主練中ジャンプフロの練習してたので！」
山口「(凄い…)」
影山「だいぶ良くなったな」
「だろ？侑さんに扱かれたからなー」
日向「俺も取りてえ！！」
「いくぞ日向！！」
日向に向かってもう一度ジャンフロを打つ
「あ"！！」
日向「ホッ！！」
「クッソー！」
次は緩く回転がかかってしまった
日向「もう一本！！」
「構えろよ日向ー」
いつものルーティーンでスパイクサーブを打つ
菅原「(A打点さらに上がった…？)」
「ンラァ！！」
日向「ホギャ！！」
「ウェーイ」
月島「ナイサー」
東峰田中「「(スパイクサーブの威力上がってる！？)」」
日向「クッソ！もう一回！！」
「あはは！オッケー」
その後もネット上のテープを意識しながらスパイクサーブを打ち続けた
ネットの向こう側では飛雄のサーブを日向が触っていて、みんなが驚く
「今、日向狙ったのか？」
影山「…いや」
「…だよな」
本人は何事も無かったかのようにボールを片付けていたが、今あいつは確実にレシーブポジションに入り込んでいた
「不法侵入で身につけてきたな」
影山「…………」
「負けてらんねえぞ」
影山「おう」
俺も飛雄も変わった日向に闘争心を燃やしていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まー | 作成日時：2023年4月14日 11時
