マレウスとのお茶会 3 ページ5
やっぱりマズかったのかな…ふ、不安しかない！！
マ「待たせたな。行くぞ」
A『！？い…いつの間に…(もう若干？いやホラーだよ)』
マ「どうした？お茶会をするのだろう？」
A『はい！…でも大丈夫なんですか？』
マ「問題はない…別に予定も入っているわけではないからな」
ホッ…良かった
でも談話室が妙に荒れてる様な…
「若様ーー！」「僕も一緒にー」「くそっ人間めー！」
…本当に大丈夫？？
マ「それで、お茶会はどこでやるのだ？」
A『私の部屋で』
マ「なに？」
A『私の部屋ですよ？』
ピタリと足を止めるドラコニア様…
A『ドラコニア様？？』
何やら考え込んでいるドラコニア様
不思議に思い私は自分の言ったことを振り返る
お茶会の場所を聞かれて…準備は元々部屋でやっていたから部屋でいいかな…って
……？待てよ。どこぞのおぼっちゃまくんだよ←
もしかしたら女性の部屋自体はじめてかも。そしたらかなりの抵抗があっても不思議じゃないよね……
A『あ、えーっとえーっと。うーんと。い、今のは間違いでその〜…うーんと…』
どうしよう！？場所なんて用意してないよ〜！！←
寮生D「あれ〜Aさんとマレウス先輩〜」
さっきの…
寮生D「あれ？Aさん確か中庭でお茶会やるって言ってませんでした？」
A『え？』
マ「何だお茶会は中庭でやるのか？」
A『えーっと…そうでした！部屋で準備して中庭でやる予定にしていたんです！』
ヤバいまたウソをついてしまった中庭になんて準備してないよ
エスケープを使って上手くできるかな…
ーーーーーー☆ーーーーーー
〜ディアソムニア寮・中庭〜
A『う、うそ…なんで？』
マ「ほう随分と綺麗にできているではないか」
私の目の前に広がっていたのは綺麗に飾り付けまでされ
テーブルやイス…ティーカップまでが綺麗に整えられていた
なんで？？しかも私の作ったクッキーまでここに…いったい？
マ「どうした？立ち止まって？お茶会を始めるのだろう？」
こうして頭の整理が追いつかないままドラコニアとのお茶会が始まった
口に合うかはわからないけど
クッキーを食べてくれました！
マ「今日は楽しかった。また僕を誘うといい」
なんと！素直な感想と眩しい笑顔
始めて見たかも
A『はい！また誘います！』
お茶会は無事成功に終わったが
中庭の準備は誰がしてくれていたのか謎が残った
続く (更新停止中)
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作者名：イナリ☆ | 作成日時：2021年4月18日 17時
