Story4 ページ6
グ「さぁ、丸焼きにされたくなかったらその服を……」
ジリジリと距離を詰めてくる火狸ことグリム。
もう駄目かと諦め掛けていたその時…
ヒュッ! ビシッ! バシッ!
グ「ふぎゃっ!?痛ぇゾ!なんだぁこの紐!」
?「紐ではありません。愛の鞭です!」
A『……助かった、けど…ユウあの人誰?』
ユ「さ…さぁ?知らない…。」
コソコソと話していると愛の鞭の人がコチラに振り向く。
?「ああ、やっと見つけました。君たち、今年の新入生ですね?ダメじゃありませんか。勝手に
グ「離せ〜!オレ様はこんなヤツラの使い魔じゃないんだゾ!」
?「はいはい、反抗的な使い魔はみんなそう言うんです。少し静かにしていましょうね。」
グ「ふがふが!」
なんか少しかわいそうだなぁ。
?「まったく。勝手に扉を開けて出てきてしまった新入生など前代未聞です!はぁ…どんだけせっかちさんなんですか。さあさあ、とっくに入学式は始まっていますよ。鏡の間へ行きましょう。」
ユ「…新入生?」
A『…扉?』
?「貴方方が目覚めたたくさんの扉が並んでいた部屋ですよ。この学園へ入学する生徒は、全てあの扉をくぐってこの学園にやってくるのです。」
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作者名:イナリ☆ | 作成日時:2020年12月18日 20時