107話 ページ29
夢主side
次の日に私は神宮寺先生が居る病院を訪れていた。
今日は少し事情があってここの病院で色々と検査をするのだ。
検査時間は数時間にも及び流石に疲れたので終わった後は待合室で休んでいた。
隣の席に誰かが座った。
何となく知り合いなんじゃないかと思ってゆっくりと顔を上げた。
A『あ、お久しぶりです。』
独歩「久しぶり、Aさん。」
一二三「久しぶり〜元気だった?」
彼の質問に私はコクリと頷いた。
???「お久しぶりです。Aさん。」
突如、背後から声が聞こえた。
驚いて思わず肩を震わせてしまった。
A『…先生、お久しぶりです。』
先生「検査お疲れ様。疲れたでしょう?」
彼からお茶を差し出されたので有難く頂戴して一口飲んだ。
美味しい。喉が乾いていたから全身にお茶が染み渡る。
一二三「Aちゃんどっか悪いの!?」
どうやら病気を患っているんじゃないかと思ったらしい。
慌てて首を振って否定する。
そして私が検査を受けた理由を説明した。
一二三「あぁ、ビックリした〜。」
寂雷「__明後日には正式に中王区に配属されるんだよね?」
彼の言葉にそっと目を閉じて頷いた。
そう私は中王区の構成員になる。
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牡丹(プロフ) - 翠さん» 有難うございます!!嬉しいです!! (2020年12月24日 20時) (レス) id: 5b332bde6e (このIDを非表示/違反報告)
牡丹(プロフ) - #観音坂ゆるさん» わぁ!嬉しいです!有難うございます! (2020年12月24日 20時) (レス) id: 5b332bde6e (このIDを非表示/違反報告)
翠 - 感動しました!こんなにすてきな話読んだことないです!ありがとうございます! (2020年12月24日 17時) (レス) id: 18f22e93db (このIDを非表示/違反報告)
#観音坂ゆる - 最後めっちゃ泣きました…!感動しました面白かったです! (2020年12月24日 17時) (レス) id: 0aef25035e (このIDを非表示/違反報告)
牡丹猫(プロフ) - グランさん» ありがと〜。グランくんの作品楽しみにしてるね。更新頑張れ〜。 (2020年10月12日 19時) (レス) id: 5b332bde6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牡丹 | 作成日時:2020年8月25日 20時