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神代side
寧々と同じく幼少期からの友人である
雅楽代 A。
彼女の父親はあの演出家のAotoこと
雅楽代 葵音さんである。
彼女自身も演劇界隈の新星として
多くの人に名前が知られている。
そして僕は演出について葵音さんから
色々話をお伺いしたいと思って雅楽代家に久しぶりに連絡をしたところ
快くうちにおいでよと承諾してもらえた
ので彼女の家にお邪魔させていただいた。
部屋から出てきたAは幼少期の頃とは違ってすっかり美人な女の子に成長していて少し驚いてしまった。
それからは葵音さんから演出についての貴重なお話をたくさんお聞きして
あまり長居するのもよくないと思って
そろそろ帰ろうと立ち上がる。
挨拶を済ませていざ帰ろうとなった帰り際にとあることを思い出して振り返る。
Aの前まで移動して鞄から二枚のチケットを取り出して
不思議そうな顔をしている彼女にそのチケットを差し出す。
これは久しぶりに家に行くのになんの手土産もないままなのは癪だったので
予め用意していたチケットだった。
最初は少し彼女は遠慮していたようだけどにこやかに微笑む葵音さんの顔を見て
受け取ってもいいのだと解釈したのか
僕の手からチケットを受け取った。
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牡丹(プロフ) - 黒糖みるくてぃ。さん» ありがとうございます、頑張ります (2021年4月11日 0時) (
レス) id: 5b332bde6e (このIDを非表示/違反報告)
黒糖みるくてぃ。 - 続き楽しみに待ってます！ (2021年4月9日 17時) (レス) id: 3174c4ac03 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹(プロフ) - えええいさん» ありがとうございます。更新頑張ります。 (2020年11月10日 10時) (レス) id: 5b332bde6e (このIDを非表示/違反報告)
えええい - 面白いです、更新頑張って下さい。 (2020年11月9日 22時) (レス) id: 8d2a1331ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牡丹 | 作成日時：2020年11月8日 23時
