夢主が我々だと仲良く？するそうです (ページ2)

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ｸﾞﾙ「そうか。ではこれよりAの死刑を執行する。」

ザシュッ

こうやって僕は死んだのさ

いや、今は"私"かな？

ロボロ視点過去

ちょうど俺がスパイを見つけた時だった。
Aがまだ来てないから連れてきてくれ。
と連絡が入ったのは。
あいつが遅刻なんか珍しいな余程集中しとったんやろな

部屋に呼びに行ってみると部屋はもぬけの殻。
その代わり机の上に資料があった。
それを見て驚いた。
俺が掴めてなかったエリナがスパイだと言う情報があったのだ。

あまりのことに唖然としていると、インカムが音を立て、聞き覚えのある超えが聞こえた。

ｸﾞﾙ「すまないがお前には死んで貰う。」

何で？あいつがしぬ必要がある？

『な…何で？』
ｸﾞﾙ「お前がスパイだと言う情報が入った。メイドの証言もある。」

違う違う違う違う
A話裏切り者なんかじゃ無い！
気がつくと俺はAの名前をつぶやきながら資料を手に持ち、走っていた。
アイツらが居るであろう屋上へと。

だけど俺が着いた頃には遅かった。
そこには泣きじゃくるやつも入れば自分を責める奴もいた。
俺はグルさんに資料を叩きつけながら真実を言った。

この事があってからは城には元気が無くなって行った。
ゾムの食害も無いし、誰かを煽る声も怒る声も聞こえない。
それで戦争に我々国は負けた。