殺し屋と解体屋の日常【Diner】

ビーフステーキ ページ37

ある暑い夏の話だ

『最近なんか体が重いんだよね』

それは、私の一言で始まった。

その場に居たのは
カナコ、キッド、ボンベロ、スキン、澪

澪「体調悪いの？」

『いや〜…なんていうか…』

寒気や夜寝づらかったり

たまに視線？みたいなのを感じるんだよね

私は気になっていた事を皆に話た

カ「それって…幽霊とか」

カナコちゃんは真剣に言う

ゆ、幽霊？

確かにいま言った事と当てはまるけれども

流石にね……

すると隣でキッドが笑い出す

キ「カナコ！幽霊なんて信じてるのwあははっ」

カナコは笑われた事が恥ずかしいのか顔がみるみる

赤くなる

ボ「ありえる話だ」

『やめてよ。ボンベロが言うと洒落にならない』

ボ「お前は解体屋だからな。

憑かれている事も十分にありえる話だ」

そう告げボンベロは厨房に戻った

なんだろ。さっきよりも背中が重いような

ス「ボン。柊を怖がらすなよ」

澪「確かにありえる話だけどね」

『ちょっとおぉぉぉ！』

キ「もし、いるとしたら

自分が解体されているところを間近で見るのかぁ

俺なら恨んじゃうかもね。そいつの事」

『やめろよ！馬鹿ぁぁぁぁ空気読めよバカァ』

澪「ボン〜なんとかしてよ」

ボ「霊媒師にでも頼め」

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