殺し屋と解体屋の日常【Diner】

クランベリー ページ26

ス｢柊！大丈夫か｣

体はまだ痛むが重症じゃない

私はゆっくり頷く

『澪は？』

先輩は自分が着ていた上着を脱ぎ私に着せた

生臭い血の匂いが漂う

予想した通りの展開だ。

ス「後で説明する。いまは手当が先だ」

不安になりながらも先輩の肩に掴まり

外に出た

『死ぬかと思った』

死を感じたのは久しぶりだ

指に包帯が巻かれる

ス「……」

『先輩？』

先輩はなにか考え込んだ様子だ

すると、先輩の電話が鳴った

『後は自分でできますから…』

ス「ごめん」

それよか、澪が何処に行ったのか

先輩は電話を切って

順を追って説明してくれた。

今回わたしを攫ったのは無礼図の下っ端の部下で

澪が全て責任を負うようにした

そして、無礼図に呼び出される

『いますぐ澪の所にいく』

ス「その怪我じゃ無理だ」

『大丈夫。いけるよ！』

ス「させない。」

先輩は珍しく怒っている

先輩はヘルメットを被りバイクに股がる

私にもヘルメットを投げた

ス「俺も一緒に行く。

それと、ボンもね」

さっきの電話はボンベロからか

私はバイクに乗り

無礼図の元に向かう

何事も起こらないことを願った

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ごめんなさい変な所で区切れました…

フランボワーズのムース。→←赤ワイン。

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