殺し屋と解体屋の日常【Diner】

リゾット ページ24

*今回少し痛々しい表現があるかもしれません
苦手な人はスクロール！
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『ぶぇっくしゅん！』

服が破られたせいか寒い

さっきの連中はこの部屋から出ていった

いまが脱出のチャンスだろう

縄を切るものないかな…

周りを見渡したが、それぽい物は見当たらない

『クソ…』

ガチャと扉が開く

さっきの奴らが入ってきた

「ヤツが来るまで暇だ。少し遊ぶか」

「そうだなぁ」

男はニタニタと笑っている
拷問道具を並べる。

もう一人の男はカメラをセットし始めた

動画にして澪に送るつもりか

暇なら仕事しろよ←←

『あー………一応わたし友達だからさ

私が死んだら

確実に全員死ぬことになるよ』

周りの奴らは爆笑

あぁそうかい。どうなっても知らねぇぞい

「まずは爪だ」

マジかよ

まてまてまて。痛いのとかほんとに

『は…はやまるなよ。まだ助かるチャンスが…

やめろ！？マジでシャレにならんて！！』

どれにしようかなという感じで道具を眺め

ペンチを選んだ

私の指に差し込み

ネジ切る

バキッ

ジュワと血が溢れた

『いっっ』

ジンジンと指に痛みが奔る

男は高揚している様子だった
剝いた場所に指を力強く押してきた

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

頭にはそれしか浮かばなかった

ドアが乱暴に開かれる

「た、大変です！ヤツが澪が乗り込んできて…」

男たちは焦った様子で部屋を出ていった

澪来たんだ…謝らないとな

耳をすませば、男たちの悲鳴が聞こえてきた

赤ワイン。→←ドロップキャンディ。

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