殺し屋と解体屋の日常【Diner】

ポテトフライ。 ページ45

澪side


目の前でパタリと床に倒れる柊


『えぇ！？！？』


そんなぴゅあ娘だっけ！？

ああ、そうかぴゅあ娘か


私は駆け寄って置いてあったナプキンを顔にかけた

そして手を合わせる


『……なんまんだぶ…なんまんだぶ』


それを見ながらニコニコとスフレを食べ進めるスキン


少しは気にしろ


『スキン、さすがに今気づいたは嘘』


ス｢うん…うん｣


こいつ聞いてないな



スフレを完食し、皿とスプーンを投げたスキンは満足そうに微笑み

柊を見る


ス｢柊！！！｣


『気が付くの遅いよ』


柊をスキンに任せてからになったスフレを見た


このスフレはお母さんのじゃないから大丈夫なのか



私は1度スキンが我を忘れそうになった所を見たことがある


その時は初めてボンベロがスフレ再現しを出した時だ


夢中で食べる姿に私たちは笑っていたが、食べ終わった瞬間奇声をあげた



なにかおかしいと何故か私は手に持っていたウォッカをスキン口の中に突っ込んだ



それでなにかがとまったのか



彼は正常を取り戻した



ちょうどあの時は柊がいなかったから、その事は柊は知らないけれど


『あ、起きた』

柊｢……おはよ


せ、先輩！？ちか…ちか！！｣



こいつら(ボンベロとスキン)にはパーソナルスペースというものが無いのか？


特に怒ってる時とか…



慌てふためいている柊をみて私は1人くすくすと笑っていた

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