できること 和也 ページ40
これからのことがある程度決まり
俺と雅紀は曲づくりを始めた
能力者であることを公表し
もう、隠さない
幻滅するかもしれない
僕らのことが怖く見えるように
なってしまうかもしれない
それでも、僕らが僕らで
あり続けることは変わらない
僕らから発する言葉も
僕らからみんなに届けるものも
僕らの性格も
僕らの思いも
これまで通り変わらない
みんなへの感謝の気持ちを
これからも届けていきたい
だから
これからもついてきてほしい
僕らが届けるものを
受け止めてほしい
この勇気を称えてほしいとは言わない
ただ、見ていてほしい
支えてほしい
みんなの笑顔が
みんなの喜ぶ姿が
僕らの活動源だから
これからもみんなと一緒に
進んでいきたい
この5人で
このメンバーで
そんな歌を作り、届けたい
そう、考えながらメロディーを
ビアノで弾いていく
雅[これさ、和がビアノ弾きながら
歌いたいな、和がが弾くと
すごい温かい感じがするよ]
和[いいですね
歌詞手伝ってもらえますか？]
雅[翔ちゃんじゃなくていいの？]
和[はい
ピアノの曲で思いを伝える曲
ですが、明るく、前向きに行きたいんです
そういうの得意でしょ？]
雅[おっけ！任せて！
あ、でも、翔ちゃんのラップ
入れたほうがイケイケになるよ？]
やっぱり、相葉さんは
唐突ですが、いい案が出ますね
和[それじゃ
ラップ、部分のメロディー先に作って
翔ちゃんに、送って頼みましょう]
雅[そうだね！]
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作者名：O.Shi | 作成日時：2023年1月24日 21時
