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「嗚呼、そう言えば…。」


いきなりドスくんが思い出したかのように
声に出すとゴゴくんへ近づいていった。

ゴゴくんもシグマくんも「?」の表情を
しててめっちゃ可愛いです。

天使の擬人化かな??

ドスくんはある程度ゴゴくんに近づくと
数枚の紙を手渡した。


「ゴーゴリさんの今日の仕事です。」


あ、仕事…。

………仕事!?

天人五衰の!?

…いや待て。

そう言えば、(今世の)私は
仕事について知らないよな…。

よし、聞いてみよ!


『…あの、仕事って、何を…?』


その瞬間、3人が固まった。

ドスくんはにこやかな笑みで。

ゴゴくんは貼り付けた笑みで。

シグマくんは少しアワアワしながら。

…いやさ、知ってるよ?

知ってるけどさぁ…(今世の)私は知らないじゃん??

折角なら推しから聞きたいじゃん!?

私が固まる3人を見つめる中、口を開いたのは
ゴゴくんだった。


「…世界を変えるような仕事だよ〜!」


固まっていたのがまるで嘘のように
元気にそう言った。

…なるほど、そうきましたか!


『世界を、変える……政治家、みたいなのですか?』


「そうそう!そんな感じ!!ねっ!」


ゴゴくんが今なお固まっている2人に
投げかける。


「そうですね。」


「あ、あぁ…。」


ドスくんは読めない笑みで、
シグマくんは目を少し逸らしながら
そう言った。


「仕事を当てるなんて、
 Aちゃんは頭がいいね〜☆」


そう言って頭を撫でられた。

イケメンな推しにいきなり頭を撫でられるのは
過剰摂取が過ぎますって…。

倒れそう。


「それじゃあ、私は仕事に言ってくるから!
 Aちゃんはドスくんとシグマくんと一緒に
 居てね!……あっ!そうだ!」


ゴゴくんは2人の近くへ行くと


「______。」


「「!」」


小声で何かを言った。

ドスくんとシグマくんは
言葉を聞くと驚いて目を少し見開く。

残念…聞こえなかった…。

推しの囁き声ん"ん"!…小声、聞きたかった。


「それじゃあAちゃん!また後で!!」


ゴゴくんはそう言うと外套を翻して
その場からいなくなった。

今世では初めて見た異能力。

カッケェ…すげえ…。

やっぱり、アニメや漫画で見るのと
リアルで見るのとでは気持ちが違うね!!

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あめらぎ - このお話むっちゃいい…!!ニヤニy(( 投稿待ってます!! (8月14日 14時) (レス) @page15 id: 2efa59a76b (このIDを非表示/違反報告)
赤だか青だかわからない - ずっとニョニョしてました!頑張って下さいませ!!(⁠^⁠^⁠)ニヨニヨ (2023年3月4日 13時) (レス) id: 2f74d2ec43 (このIDを非表示/違反報告)
りんごくん。 - 初コメ失礼します!!とてもおもしろいので無理しない程度で投稿頑張って下さい!!! イラストも最高過ぎます、 (2023年3月1日 14時) (レス) @page7 id: 8e3a1df3b4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白いですね!!!!!!!!!!!頑張ってください。!! (2023年2月14日 20時) (レス) @page4 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
ほしくず(プロフ) - もうにやにやすぎる…にへへへへへ (2023年2月14日 15時) (レス) @page4 id: 64bb885ea9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未月 | 作成日時:2023年2月5日 21時

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