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kn side
kn「･･･ちゅーわけや。その後はグルッぺンと出会ってこの国の幹部になったって感じやな。」
俺らの過去を話し終えると、ショッピが涙を堪えていた。
kn「･･･すまんな、ショッピ。辛い事思い出させてしもて。」
syp「･･･良いっすよ、全然。」
そんな会話をしていると、グルッぺンが不意に立ち上がる。
gr「事情はよく分かった。つまり、ショッピはその『長』と呼ばれる人物を迎えに行きたいんだな？」
syp「･･･そうっすね。俺は必ず迎えに行きます。」
ショッピの目には強い信念が宿っている。グルッぺンもそれを感じたのか、1つ頷いた後、俺らに告げた。
gr「諸君。私は幹部の思いを無下にする程性根は腐っていない。私の言いたい事が分かるな？λ国との条約締結の外交はする方針で行く。ただ、条約の内容に一捻り加えよう。」
そう言うグルッぺンは、さも楽しそうに言った。
gr「ショッピの言う『長』という人物。コイツを我々の国へと引き抜く。」
「「「「はぁぁぁぁぁ！？」」」」
本日何度目か分からん声が上がった。
tn「お前、ただでさえλは攻略不可なんやで！？」
ut「それなのにその子引き抜くとか、やっぱ考える事の次元が違うんやろなぁ。」
tn「･･･まぁ、グルッぺンが良いって言うならしゃーないからな。やるしかないやろ。」
その言葉で、グルッぺンは不敵に笑い、声高らかに告げる。
gr「仕事は先程伝えた通りだ。オスマン達外交チームと情報収集をしたゾム、ロボロ、ショッピは後で総統室に来い。それ以外は各々有意義な時間を過ごす事。以上、解散。」
こうしてλ国についての講義は終了した。俺は部屋に戻った後、ベッドに座り、ぼーっとしていた。もし長がこの軍に入ったら、その時は
kn「･･･ちゃんと名前、聞かなアカンな。」
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作者名：＊ | 作成日時：2020年9月8日 8時
