翼人戦記 SEASON1 忘れじの記憶 (ページ4)

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我らが総統の爆弾発言ページ4

rb side

何気ないこの光景が、俺は大好きや。あの発言を聞くまでは。

gr｢あぁ、そうだ。今度何処かと戦争でもしようと思っているんだが。｣

この言葉で恐らく、いや確実に食堂にいる全員の動きが止まった。そして、一斉にグルさんの方へ向き、叫ぶ。

｢｢｢｢｢｢｢｢｢はぁぁぁぁぁ！？｣｣｣｣｣｣｣｣

tn｢お前、ええ加減にせえよ！？ついこないだβ国潰したばっかやろ！｣

ut｢グルちゃん？考え直そか。うん。辞めとこな？な？｣

ht｢いくらなんでも、戦争直後にまた戦争するなんて野蛮なんじゃないかな？｣

gr｢野蛮だァ！？そんな訳なかろう！世の中は戦争をしなければ回らん！この国を成長させる為には戦争をする他手段はない！さぁ！戦争の時間だ！｣

そんなことを口走りながら興奮しているグルさんの首にトントンが粛清剣をかざしながら告げる。

tn｢ええ加減にせぇ言うとるやろ？おぉん？国民も戦争期間中は大変なんやぞ？分かっとるんかおぉん？｣

gr｢･･･すいませんした。｣

トントンの粛清剣はガチで痛いから誰も逆らおうとしない。果たしてこの国の総統は誰なのか、たまに分からなくなることがある。

tn｢でも、確かにグルッペンが言うのも一理あるな。国の成長に争いは回避できひん事やし。｣

gr｢！そうだろう！では早速作戦会議といこう！おっと、その前に朝食を採らなければな！では皆、席に着け！｣

その一言で、全員が各々の席へ着く。

gr｢それでは、頂きます。｣

その言葉の直後、緑のパーカーが動いた。