阿波弁少女、兵庫へ出荷。(稲荷崎)

馴れるまでの辛抱や。 ページ7

北「ほな、一年も明日から練習に参加やから。」




「「『はい！』」」



ﾊｧ、自己紹介緊張したわ〜

皆面白そうな人ばっかりやし雰囲気よおて

良かった！


北「弧月」


『はい！』


北「今から練習やけど、水道の場所とか分かるか？」

『はい！把握済です！』


北「要領ええな
ほな早速スポドリ頼めるか？」

『はい！』


誉めてもらえた！

やばい！嬉しすぎて禿げる！


昨日水道の位置とスポドリの作り方調べといて良かった！


皆の足引っ張ったら大変やけんな！




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スポドリってこんな感じでいんかいな？


隠し味的なヤツでハチミツとレモン入れてみたんやけど
強豪さんのマネさんはもっと工夫するんかな？




ひぇぇ、どうしょう「不味！」「こんなん要らんわ」って言われたら立ち直れんかも知れん！



いけるかな？口に合うかな？



『あ、あの北さんスポドリ作ってきました
後、タオルも』


北「早かったな、休憩や！」



「「「ウィース」」」



『ぁお口に合うかわかりませんが』



治「ありがとう。君マネージャー初めてなん？」


『はい！頑張ってはやく慣れます！』


治「頑張りや」



角名「頑張って」


『ありがとうございます！
スポドリの味どうですか？』


尾白「うま！なにこれめっちゃスッキリしとんやけど！」


侑「おぉ！レモン入れとんか！うまいで！」


『わかりますか！お口に合って良かった』


北「初日から好みに合わせるんはごついことやで」



『気ぃ抜かんと頑張ります！』



侑「せやせや！Aちゃんは
どこ中出身なん？」


『徳島の鳴海第一中学校です』


侑「徳島！？」


『はい！徳島から来ました！』


治「徳島ラーメン、鳴門鯛、鳴門金時」



『よくご存じで！』


尾白「家庭科で習ったんやろ」



角名「徳島って方弁とかあるの？」


『阿波弁があります！日常的に使いよるからたまにでます。』



侑「じゃあ！(来週な、花火大会あるらしいから一緒に行かへんか？)て言ってみて！」


治「標準語やったらどうなるんや？」



角名「来週に花火大会があるらしいけど一緒にいかない？」


北「阿波弁は？」


『来週、花火大会あるらしいんんじゃけど
一緒に行かんで？』


尾白「けっこう似とるっちゃ似とるけど」



治「語尾がちゃうんやな」


『なんか、兵庫の言葉好きなんですけど、慣れてないけん違和感が凄いです』



北「まぁ、馴れるまでの辛抱やな。

ほな、練習再開や」

拝啓、お母さん→←え、今更？！

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